USBメモリで広まるウィルスへの対策 |
USBメモリを介して、コンピュータに感染するウィルス(USBワーム)の被害が広まっています。 ウィルスの種類によっては自己繁殖したり、データを破壊したり、勝手にウィルスのついたメールを送り、個人情報を流出したりしてしまいます。コンパクトで大容量のためデータの移動などに便利なUSBメモリですが、ウィルス感染の危険があることを忘れず、使用する前にきちんと対策をしておきましょう。 |
●ウィルスへの対策 |
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●USBワームって? |
自動実行機能でUSBワームが爆発的に感染拡大
コンピュータにCDを挿入した際、自動的にインストール画面が立ち上がることがあります。これは、Windowsの自動再生機能により、インストーラーのプログラムが自動実行されているからです。
USBワームは、この自動再生機能を悪用して感染を広げます。具体的には、USBメモリに感染する際にUSBワーム自身のコピーだけではなく、本体を実行させる記述を含む「AUTORUN.INF」を作成 します。これにより、USBメモリがコンピュータに接続された際に本体が自動的に実行されるようになるのです。
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●USBワーム感染の拡大 |
感染後は同一ネットワークで感染拡大、不正プログラムのダウンロードも ! コンピュータ内に侵入したUSBワームはその後、同一のネットワーク内のコンピュータや別のUSBメモリなどに自身をコピーして感染を広げていきます。さらに、USBワームは感染を広げるだけではなく、感染コンピュータから不正なWebサイトにアクセスし、別の不正プログラムをダウンロードする活動も行うのです。
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