日常の豆知識-お茶の葉について


 

緑茶、烏龍茶、紅茶、普段いろいろなお茶を飲みますが、実はこれらのお茶はもとをたどれば全て同じものなのです!
今回はお茶の葉について紹介します。

●お茶のもとは

紅茶や烏龍茶これらのお茶のもとの茶の木は
・「カメリアシネンシス」というツバキ科の植物と言われています。

●もとは同じ、違う点は?

もとは同じ茶の木ですが加工方法によって紅茶にも烏龍茶にもなります。
茶の木の葉には酸化酵素が含まれているのでこれを揉むことにより茶葉の組織が壊れ酸化発酵が進みます。この発酵をそれぞれコントロールすることでいくつかの種類のお茶が出来ます。
「不発酵茶」、「半発酵茶」、「発酵茶」の3種類に大きく分けられます。その中で釜でいったり火を入れたりすることにより国や産地の特徴が出てきます。

●不発酵茶の代表的なもの

●煎茶
  茶葉を水蒸気で蒸しよく揉んで茶葉を細くしたもので日本で一般的に飲まれています。一番茶とは4月・5月に摘まれたものをいいます。

●玉露
  茶の新芽が伸びてきた頃に覆いをかぶせ直射日光を避けて育て茶摘みをします。
  長期間日光が遮られたことにより茶の旨味成分であるテアニンがたっぷりと含まれています。 
 

●半発酵茶の代表的なもの

●青茶(烏龍茶)
  半発酵で緑茶と紅茶の中間的に位置します。
  発酵度は30%〜60%と多種多様で製造方法も複雑で多様です。

●発酵茶の代表的なもの

●紅茶
  茶葉を蒸したりなどせず風に当て乾かしながら一時発酵させその後揉んだり小さく切ったりしてさらに二次発酵させたものです。
  世界で飲まれるお茶の約70%を占めています。
  主な産地としてインドのアッサム、スリランカのウバ、インドのダージリンが挙げられます。
 
 

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