雨について



 

●雨の種類

意外と知らない季節の雨の名前。あなたはいくつ知ってましたか??

 

雨の名前 意味

春雨(はるさめ)
 
・春にしとしとと降る雨のことです。春霖(しゅんりん)、花散らしの雨とも呼ばれます。

菜種梅雨(なたねつゆ)
 
・3月下旬から4月上旬にかけて、菜の花の咲いている時期に降り続く雨のことです。

卯の花腐し(うのはなくたし)
 
・卯の花の咲いているころに降りつづく長雨のことです。春雨と梅雨の中間ごろです。

薬降る(くすりふる)
 
・旧暦の五月五日、端午の節供に降る雨のことです。

虎が雨(とらがあめ)
 
・陰暦 5月28日に降る雨のことです。この日、曾我十郎が死んでしまい、それを悲しんだ愛人の虎御前の涙が雨となって降ると伝えられています。虎が涙、曾我の雨との呼ばれます。

梅雨(つゆ、ばいう)
 
・6月上旬から7月中旬にかけて降る長雨のことです。梅の実がなるころに降る雨なので、梅を使っています。

五月雨(さみだれ)
 
・陰暦5月ごろに降る、長雨のことです。梅雨のことです。

半夏雨(はんげあめ)
 
・半夏に降る雨のことです。半夏は、梅雨のちょうど真ん中付近のことです。

氷雨(ひさめ)
 
・夏の初めに降る、雹のことです。あるいは、冬季に降る冷たい雨のことも指します。

夕立(ゆうだち)
 
・夏の午後から夕方にかけて降る、激しいにわか雨のことです。

秋雨(あきさめ)
 
・8月後半頃から10月頃にかけて降る長雨のことです。秋の長雨、秋霖(しゅうりん)、すすき梅雨ともいいます。

時雨(しぐれ)
 
・主に秋の終わりから冬の初めにかけて降る、一時的に降ったり止んだりする雨や雪のことです。

寒九の雨(かんくのあめ)
 
・寒の入りから九日目に降る雨で、縁起がよく、「豊作」を暗示するとされています。

 

 

 

 


 

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