ケーキについて


 

12月といえばクリスマス。クリスマスといえば、ケーキ!

ケーキって、お誕生日など、お祝い事に欠かせない存在ですよね。

今回は、ケーキについて、ご紹介します。
 

●ケーキの歴史


ケーキの始まりは古代ローマ時代からと、とても古いです。
その当時の料理本にすでに、甘いパンの作り方が書いてあり、これがケーキの始まりだと言われています。

この時代に小麦粉は精製されオーブンも進歩し、パン屋さんが出現します。また、デザートの習慣も始まりました。

私たちが今、食べているようなケーキを作るようになったのは、ヨーロッパの中世の時代といわれています。
13世紀のフランスで、パテ屋さんがアーモンドを詰めて焼いたタルトが生まれました。

今のような焼き方をするようになったのは、17世紀ごろのフランスが最初です。
この時代から伝わってきたものだといわれているのです。フランス語で「ガトー」=「ケーキ」です。

バターや卵をたっぷりと使い十分に泡立てる技術の開発があったので、時代が進むにつれ、
口当たりの柔らかなものが求められるようになり、今ケーキ屋さんにあるような様々な種類のケーキが出回るようになりました。
 

●誕生日ケーキについて

誕生日はやっぱりケーキでお祝いしたいですね。

誕生日のケーキに年の数だけろうそくを立て、その火を吹き消すという習慣は18世紀のドイツがはじまりだそうです。
ろうそくの火を吹き消す前に願いごとをし、一息で吹き消すことができたら願い事が叶うという言い伝えは、アメリカが発祥のようです。

バースデーケーキは生クリームのデコレーションケーキが定番ですが、生チョコケーキやバタークリームのケーキ、
チーズケーキやシフォンケーキ、キャラクターケーキなどたくさんあります。

オリジナリティのあふれるケーキを囲み、みんなで楽しいひとときを過ごしましょう。
 

●クリスマスケーキについて

クリスマスにケーキを食べるのは、イエス・キリスト生誕の日だからです。

イエスの生誕祝いをするバースデーケーキがクリスマスケーキというわけです。

日本ではクリスマスケーキといえば、生クリームのデコレーションケーキやチョコレートケーキが定番ですが、
世界のクリスマスケーキは必ずしもそうではないのです。

イギリスではプラム・プディングというドライフルーツを混ぜ込んだ蒸しパン風のケーキ、
ドイツではシュトレンというケーキ、フランスでは、ブッシュド・ノエルという木の切り株に見立てたケーキなど。

世界各国で様々なクリスマスケーキが食べられています。
 

●ウエディングケーキについて

結婚式には欠かせないウェディングケーキ。
これから夫婦として共に生活していく新郎新婦のはじめての共同作業として、ケーキ入刀など行われますね。

ウェディングケーキのはじまりは古く、ギリシャ時代には、もう結婚式にケーキを振舞う習慣があったようです。
そして、今のようなケーキの形になったのは、18世紀です。

ウェディングケーキの始まりは、イギリスのビクトリア女王ご成婚のときに3段重ねのシュガーケーキでした。

大切な記念日のケーキなので、自分たちならではのウェディングケーキにすると、喜びもまたいっそう高くなりますね。


 

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