エープリルフールについて


 

●エープリルフールとは?

 エイプリルフールとは、毎年4月1日に罪の無い「嘘」をついても良い日とされる風習のことです。
4月1日の正午までに限るとも言い伝えられています。

英語:April Fools' Day
    "April Fool"は、4月1日に騙された人を指します。

日本語:直訳で「四月馬鹿」
      ※漢語的表現では「万愚節」または「愚人節」

フランス語:Poisson d'avril(プワソン・ダヴリル)四月の魚。
 

●エープリルフールの由来

 エイプリルフールの起源は全く不明です。
「いつ」、「どこで」始まった習慣なのかはわかっていません。

 有力とされる起源説はいくつかありますが、どれも確証が無く、仮説の域を出ていません。
その仮説の一部をご紹介します。

仮説1
 世界大洪水の雨が止んだとき、ノアが方舟(はこぶね)から鳩を放ち陸地を探させたが、無駄骨だったその日が、4月1日だったことから。
仮説2
 古代ローマでは、4月1日だけ、奴隷を主人の椅子に座らせ、主人が奴隷の真似をし、楽しんだことから。
仮説3
 フランスでは、この時期に殆ど魚が獲れず、有り得ないこととして、4月1日を「4月の魚」と呼ぶ。
仮説4
 その昔、ヨーロッパでは3月25日を新年の始まりとし、4月1日までの7日間に春の祭りを開催していました。ところが、フランスのシャルル9世が、1月1日を新年の始まりにしたため、それに反発した人々が、4月1日を「嘘の新年」とし、馬鹿騒ぎをはじめました。
 シャルル9世はこの事態に対して非常に憤慨し、「嘘の新年」を祝っていた人々を逮捕し処刑してしまいました。
フランスの人々は、この事件に非常にショックを受け、フランス王への抗議と、この事件を忘れないために、その後も毎年4月1日になると盛大に「嘘の新年」を祝うようになった。
仮説5
 インドでは、春分の日から7日間、修行僧が過酷な修練を行うが、それが終わる4月1日には現世に戻って、修行が無駄になるため、意味がないというアジア発祥説から。

 

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