冬の風の呼び名と冬の季語



一年中吹いている風。風の呼び方はたくさんあり、全てで2000種類以上あるのです!
また、冬の季語もたくさんあります。日本語って、とてもきれいですよね!今回は、冬の風の呼び方と冬の季語をご紹介します。
 

●冬の風の呼び方

・空っ風・乾っ風(からかぜ、からっかぜ)

→雨や雪のない、乾燥した冷たい強風のこと

・寒風(かんぷう、さむかぜ)

→冬の寒い風のこと

・木枯らし(こがらし)

→冬の初めに吹く強い風のこと

・北風(きたかぜ、ほくふう)

→朔風(さくふう)とも言う、北から吹いてくる、冷たい、冬の季節風のこと

・雪風(ゆきかぜ)

→雪まじりの風(ふぶき)のこと

・隙間風(すきまかぜ)

→扉や障子、壁などのすき間から吹き込んでくる、寒い風のこと

・北颪(きたおろし)

→北にある山から吹きおろす、冷たい風のこと

●冬の季語

・冬めく(ふゆめく)

→秋に感じる冬の予感と、冬になってから感じる、冬らしくなったという実感のこと

・冬日和(ふゆびより)

→穏やかに晴れた冬の日のこと

・初霜(はつしも)

→秋から冬にかけて最初におりる霜のこと

・霜枯(しもがれ)

→霜が降るたびに、草木が枯れてゆく様子のこと

・冬紅葉(ふゆもみじ)

散るのが遅くなって、わずかに残っている紅葉(もみじ)のこと

 

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