赤い羽根共同募金について


 

今年も始まりました! 毎年10月から、「赤い羽根共同募金」始まります。
「赤い羽根共同募金」について、ご案内します。

●赤い羽根共同募金とは

「赤い羽根共同募金」は、民間の運動として、戦後1947年に、市民が主体の取り組みとして始まりました。初めは戦後復興のため、戦争の打撃をうけた福祉施設を中心に、資金の支援をする活動としての役割でした。

「共同募金」のシンボルの「赤い羽根」ですが、使うようになったのは、第2回目の運動からです。
1948年頃、アメリカで水鳥の羽根を赤く染めて使っているのをヒントに、日本では鶏の羽根を使うようになりました。その当時「赤い羽根」は、寄付をしたことを表す印として使われました。

現在では「共同募金」のシンボルとしての役割もあります。

その後、「社会福祉事業法」という法律をもとに「民間の社会福祉の推進」に向けて、社会福祉事業の推進のために活用されてきました。
そして60年以上たった今、社会が大きく変化する中で、さまざまな地域福祉の課題解決に取り組む、民間団体を支援する仕組みとして、また、市民のやさしさや思いやりを届ける運動として、共同募金は市民主体の運動を進めています。

●「赤い羽根共同募金」期間

「共同募金」は、10月1日から12月31日までです。

募金運動は、北海道から沖縄まで全国一斉に行うため、厚生労働大臣の告示によって、募金期間が決められています。 10月〜12月までは「一般募金」、12月中は「歳末たすけあい募金」も行っています。この期間外でも、様々な寄付金を取り扱っています。

先ほども出てきましたが、「歳末たすけあい募金」も共同募金の一環です。 歳末たすけあい募金は、「地域歳末たすけあい」と、「NHK歳末たすけあい」があります。 「地域歳末たすけあい」は、市町村の区域ごとに行います。

●「共同募金」は、何に使われるか

●地域福祉活動のため
災害の時などの例外を除き、集まった募金はその県内で使いみちが決められ、募金をした自分たちの地域で役立てられているのです。

●多様な社会的課題を解決するため
児童虐待防止・家庭内暴力の防止活動・地域で孤立している高齢者や障がい者のためなど、様々な社会の課題を解決す路ために、使われています。
他に、酒害予防啓発事業・子育て支援推進事業・「いのち」の授業を通して自尊感情を育む若者支援事業等にも使われました。

「共同募金」は、様々な社会の課題・地域の課題を解決するために活動を行っている団体に対し、助成されます。

●寄付したい!協力したい!

●寄付の方法
・募金箱への寄付
・インターネット寄付
・オリジナルグッズによる寄付
・スマートフォンによる寄付(かざして募金/アプリ募金)
・赤い羽根クレジットカード

等、募金箱だけでなく、いろいろな寄付の方法があります!自分に合った方法で寄付をしてみてはいかがでしょう。

●募金ボランティア
「共同募金」の募金ボランティアは全国で約200万人!!多くの人々・団体により、共同募金運動が成り立っているそうです。
参加したい!という方は、お近くの共同募金会・共同募金委員会に相談をしてみては。

社会福祉法人鹿児島県共同募金会:〒890-8517 鹿児島市鴨池新町1番7号(県社会福祉センター2階)
TEL 099-257-3750  FAX 099-259-4068

赤い羽根共同募金のホームページはこちらです。

この機会に、ぜひ、「赤い羽根共同募金」について詳しく知ってみるのも良いかもしれません。


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