●参道

神社の入口には、必ず鳥居があります。
　神社の一番外側から順に鳥居をくぐって参道へ入りましょう。

　鳥居をくぐる際は、軽く一礼をします。参道を進む際は、参道の中央を進んではいけません。中央は神様の通る道と言われています。

●手水舎

参拝をする前に、参道の脇にある手水舎（てみずや）で身を清めます。これは、精進潔斎や禊の代わりになります。

　手水舎には、水がためてあり、柄杓が用意されています。
そこでの作法は次の通りです。

(1)右手で柄杓を持ち、水を汲み、左手を清めます。
(2)左手に柄杓を持ちかえて、右手を清めます。
(3)もう一度右手に柄杓を持ちかえて、左の手のひらに水を受け、その水を口に入れてすすぎます。この時、直接柄杓に口を付けてはいけません。
(4)すすぎ終わったら、もう一度左手を清めます。
(5)使った柄杓を立てて、柄の部分に水を伝わらせるようにして清め、柄杓を元の位置に戻します。

●参拝

神様に参拝します。

(1)まず、一礼します。

(2)次に鈴があれば力強く鳴らします。
※神様に自分が来たことを知らせるため。

(3)次にお賽銭を静かに入れます。

(4)そして、「二礼二拍手一礼」をします。

※「二礼」：神前に向かって、二回深くおじぎをします。背中を平らにして、腰を90度折ります。

「二拍手」：両手をのばして手のひらを合わせてから、右手を少し後ろへ下げます。（左手の親指の付け根の膨らんだ部分と右手の手のひらのへこんだ部分が合わさるぐらいのイメージで）柏手を２回打ちます。再び、両手をあわせ、祈念をこめてから手を下ろします。
 
「一礼」　：再び深くおじぎをします。

※この参拝の仕方は一般的なもので、神社によっては作法が異なる場合がありますのでご注意ください。（例：出雲大社など）

参拝が終わり、帰る際も、来たとき同様に中央を避けて参道を歩きます。鳥居を出るときに、中に向かって一礼をしてから鳥居を出ます。