傘の豆知識


梅雨の季節になり、傘を使う機会が増えてきました。
お気に入りの傘を少しでも長く使えるように、基本的なお手入れの仕方をお教えします。

傘のたたみ方

購入したばかりの新品の傘は、撥水加工が施されているので、防水スプレーは不要です。

また、撥水剤の多くは、油分に弱いようです。

手の脂が傘にとっては大敵なのです。生地にあまり手を触れないようにしましょう。

 

<たたみ方>

1. 生地の折り目をつまむようにして1枚ずつ巻きつけるように整えます。
2. 生地をなるべく手で触れないように気を付けながら、ベルトで巻きつけて留めます。

●お手入れの仕方

濡れたままの傘を放置すると、骨が錆びたり、カビが発生したりして匂いの原因になります。

濡れた傘は、巻かずに玄関先やベランダ、お風呂場などで干しましょう。

定期的に丸洗いするのも効果的です。

<洗い方>

1. 5〜10倍に薄めた洗濯用中性洗剤をスポンジにたっぷり含ませ、傘の表面をやさしく丁寧に洗い、シャワーでしっかり泡を流します。
2. 干すときに陰干しをします。ある程度乾燥したらドライヤーで乾かします。
3. 何度か洗って撥水力が弱くなった傘は、防水スプレーをかけるとよいでしょう。
    ※防水スプレーは、必ず屋外で使用し、ムラやシミにならないように気を付けましょう。

●傘の水切り

濡れた傘を屋内や電車などに持ち込むとき、みなさんはどのようにして水を切りますか?

多くの方が、傘の先を床に「トントン」としたり、傘を左右に回して水を飛ばすのでは?

これらはNGです。


傘は縦の動きを前提に設計されているので、横に動かすと骨が外れるなど、壊れる原因になります。

水の水を切るときは、
少し開いた状態で、開いたり閉じたりを繰り返すとよいようです。


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