02月の行事
「節分」 (2月3日) |
季節の移り変わる時期には厄災や疫病が増えるため、それらを鬼に例えて追い払う「追灘」と言う儀式がありました。鬼に向かって豆をまく風習はこれに由来していると言われます。 節分の日の夕方、「節分豆」として煎った大豆を神棚に供え、年男か厄年の男性が「鬼は外」と2回唱えながら玄関から外に向かって豆をまき、次に「福は内」と2回唱えながら家の中に豆をまきます。豆をまいた後は福が出て行かないよう戸を閉め、「今年も無病息災であるように」と願いながら家族がそれぞれの年の数だけ豆を食べます。 地域によっては、いわしの頭をひいらぎの枝に刺して、玄関や軒下に飾る邪気払いの風習があります。また最近では、細めの巻き寿司を丸ごと1本持ち、その年の恵方を向いて食べる習慣も広まっているようです。 また、数え年で厄年にあたる人はこの日に厄落としの儀式をすることが多いようです。神社でお祓いを受け、祝詞を上げてもらいます。その夜には家族や親戚、知人を招いて宴を開きます。来訪した人で厄を分け合い、持ち帰ってもらうことで災厄を払おうという意味があります。 |
「針供養」 (2月8日) |
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「建国記念日」 (2月11日) |
昔は「紀元節」と言っていたようで、これは初代天皇の神武天皇の即位の日を表したようです。 |
「バレンタインデー」 (2月14日) |
2月14日のバレンタインデーは、ローマ司教サン・バレンティノに由来します。3世紀のローマ帝国では、兵力を増強するため、結婚禁止令を定めていました。これに抵抗したのがサン・バレンティノでした。彼は愛し合う恋人達の味方となってひそかに結婚の手助けをしたのです。ところが王の怒りにふれ、処刑されてしまいました。その日が2月14日だったと言います。 このことから、後に彼は愛の守護神として敬愛されるようになりました。また、2月14日は、春に先駆けて小鳥が愛の歌を歌い始める日とされていたことも結び付いて、愛の日となったようです。 最初は親子が愛の教訓や感謝の思いを書いたノートを交換し合う日だったのが昭和30年代から日本では女性が意中の男性にチョコレートを贈り、愛を告白する日として定着してきました。
バレンタインデーが盛んになったのを受ける形で、最近は3月14日のホワイトデーも一般的になってきました。これは、バレンタインデーのお返しをする日として始まったもので、日本独自の習慣です。 |
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