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12:2002/06


style="background-color: #000080">手形を受け取るときのチェック項目について


 手形を受け取るときのチェック項目は以下の通りです。手形の記載に不備があるもの、白地手形、裏書禁止手形等は受け取らないようにしましょう。

 

(1)手形の記載は完全か
  @手形金額
イ.約束どおりの金額が記載されているか
ロ.チェックライターで記載されているか
ハ.手書きの場合、漢数字で書いてあるかどうか
  A受取人
受取人の名前が正確に記載してあるか、誤字や脱字はその場で訂正してもらいます。
  B支払期日・振出日
支払期日と振出日は記載されているか、記載された日付は暦にあるか。
  C振出人
振出人の住所、指名が記載され、捺印されているか、署名者には振出権限があるか。
  D訂正箇所
記載事項に訂正がある場合、訂正箇所に訂正した人の印鑑が押してあるか確かめます。金額を訂正すると、銀行では支払ってくれないので、金額を訂正した手形は、絶対に受け取らないようにしましょう。
  E収入印紙
額面の正しい収入印紙は貼ってあるか、貼ってある収入印紙は消印されているか。
(2)白地手形は避ける
手形は完全に記載され、空欄のないものを受け取るべきです。金額、振出日、受取人が白地の手形は、絶対に受け取らないようにしましょう。もし、白地手形を受取ったら、その場で早めに記入しましょう。
(3)裏書手形はここをチェック
手形に表されている権利を他人に譲渡するための手形行為が「裏書」です。裏書手形を受け取るときは、裏書人の署名を確認し、裏書人の多い手形は警戒するようにしてください。裏書禁止手形などは受け取らない。

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