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14:2003/1 |
経営事項審査対策のポイント |
現在施行されている建設業の経営事項審査は、平成11年の改正法に基づいて実施されています(現在、一部改正の方向で検討がなされています)。平成11年の改正で経営状況(Y)の見直しが行われましたがその主な改正点は以下の5点です。
以上より、以下のような企業はY評点がかなりダウンするものと思われます。
従って、1〜7の内容をまとめると、キャッシュフローの良くない企業は、大幅にY評点が下がるので1〜7の項目を念頭に置きながら、長期的な実践可能性を見きわめて、対応策を実施すべきです。 なお、平成14年度の主な改正点の内容は、X1(完成工事高)の平均点アップのための修正です。 即ち、現在の経審の各審査項目は平均点がそれぞれ700点になるように制度設計されていますが、最近の建設業界の低迷に伴いX1(完成工事高)の平均点が下回っている。このために他の審査項目との整合性をとるため、平均点が700点になるように修正します。
具体的に 平成13年度の全建設業者の完成工事高を抽出・・・(イ)
(イ)から(ロ)を減じて平成14年度の予想平均点を算出。
例 予想平均点が680点――――――――――――――@ 862点×700点÷680点=884点となり22点アップすることになります。
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