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02:2001/02


インターネット販売で成功する7つのポイント

(1)インターネットで取扱う店のコンセプトと品揃え
 インターネット販売のコンセプトは、カタログ通販とは異なる。インターネットでしかできない多方向コミュニケーションを最大限生かす事である。これをコンセプトに、店のコンテンツや取扱い商品に「こだわり」をもって勝負する事が鉄則である。
(2)付加価値価格の設定

 インターネット販売は、価格で勝負したら勝ち目はない。こだわりやうんちく、思い入れ、あるいは優れたサービスを反映した付加価値価格の設定が重要である。送料を払っても購入したいと思わせる価格を工夫したいものである。

(3)再び戻ってきたくなる電子店舗づくり

 インターネット販売は、利用者にとって、時間・空間・品物・地域といった枠組みによる限界がない。つまり、利便性が非常に高いので良質な購買体験を購入者に与えられれば、リピーターとして戻って来てくれる確立は高い。従って顧客の固定比率を高める電子店舗作りを心掛ける事である。

(4)トップページのデザインを工夫する

  実店舗でもそうだが、来訪客に対する店頭の雰因気やイメージ作りは重要視されている。インターネット販売の場合、このトップページこそが店頭であり、内部の取扱い商品やサービスに、最短コースで到達できるような、選択肢や方法を提供できるよう、最大限の努力をすべきである。

(5)来客がないと嘆く前に以下の項目をチェックしてみる
  1. 店の特徴を端的に示すページタイトルを書いているか
  2. トップページの「3秒ルール」を守っているか
  3. Yahoo!などの検索エンジンにはきちんと登録したか
  4. 検索エンジンから見つけられやすい「キーワード」をリストアップしてみたか
  5. 店のコンセプトを100字以内で要約しているか
  6. 関連先、希望先へのリンクの依頼を行ったか。又、相互リンクは徹底したか
  7. URLを名刺や封筒、便箋、広告など、あらゆるところに表示しているか
  8. ショップ立ち上げのお知らせを、インターネット関連雑誌や地元のミニコミ誌などに周知したか
  9. 顧客のアドレスを登録しているか。又、希望者に対し最新情報を発信しているか
  10. フリーサービス、目玉サービスを何か一つ考えたか
(6)信頼度を高める工夫

 インターネット販売で成功するためには、インターネットユーザーに安心感(信頼感)をいかにして与えられるかに尽きる。従って、ユーザーに店主の顔と真心がきちんと見えるような工夫をしなければあやしいと思われるのは当然である。安心感を与えられる手立てとして以下のようなものがある。

  • 実店舗の住所、電話、FAX,地図等をHPに明記
  • 双方向の手段を用意(電子メールの受付など)
  • 商品やサービスに独自の保証や特典を実施
  • スピーディーな発送や期日の指定が可能である事を明記
  • 顧客対応の電話を用意
  • 顧客の評価(感想のメール)やマスコミ取材記事を掲載
  • 過去の履歴(活動記録など)、商売の日記等を掲載
(7)ユーザビリティを高める

 ユーザビリティとは、店の使い易さ、買い易さ、運び易さを意味する。来店したインターネットユーザーが購買する確率を高めるためには、このユーザービリティを高める以外にない。

 ユーザービリティを高めるには、以下の点に注意する必要がある。

  • 初めての来訪者にもわかり易い設計になっているか
  • トップページから内部ページへの誘導がわかり易いか
  • 目的商品への最短ルートを提供しているか
  • 商品分類がわかり易く設計されているか
  • 商品説明に関する情報がわかり易く提供されているか
  • 商品ページ間の移動が簡単に行えるか
  • 今、自分がどこの位置にいるのか直ぐにわかる構造になっているか(内部で迷子になることがないか)
  • ヘルプメニューなど、参照したいページにいつでもアクセスできる設計となっているか
  • 料金を支払うまでの流れがわかり易いか

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