b-post > ビジネス情報 > 情報 > 紙チラシとe-チラシの違い

12:2002/07


紙チラシとe-チラシの違い

(1)チラシの目的
チラシそのものの役割は、「販促」です。即ち


@取扱い商品の告知
A売上アップ
B集客力アップ
C商品処分
D期間限定サービス(ディスカウントセール等)
              の差別化手法として定着しています。


しかし不特定多数の消費者に対して販促をかける紙チラシ戦術は、費用対効果の測定上、コスト負担との関係からむずかしくなってきているのが現実です。そこで、紙チラシの無差別配布ではなく、その商品を欲しがっている人にピンポイントでチラシを送付する電子チラシが注目されだしています。つまり、インターネットを使って、「電子メール」でチラシを送信する手法です。

 

(2)e-チラシの特徴
 電子メールによるチラシの送信の最大の特徴は、その商品を欲しがっている人に送信するというワン・ツー・ワンマーケティングの手法であるという事です。つまり、 来店していただいた顧客の情報、即ち


@購入年月日
A性別
B年代
C地域
D購入商品名
E購入金額
F購入数量
G購入時刻 等

をデータベース化して、その中から今回の販促企画に合致する人を選別して送信し、レスポンス率を高めるというのがe-チラシの特徴です。

 

(3)紙チラシとe-チラシの違い
従来の紙チラシとe-チラシの違いを以下の項目にまとめたので参考にして下さい。
項目 紙チラシ e-チラシ
製作コスト 高くつく ほとんど無料
配布コスト 折り込み費が必要 配信費無料
制作期間 7〜20日 即日制作可能
掲載内容 紙面により準拠 ポイント訴求のみ
配布先 新聞販売店規定に準拠 発信元で選択可能
配布部数 一定数必要 1人より可能
配布先指定 不可能 自由選択可能
配布エリア 規定に準拠 顧客ニーズにて選択
平均レスポンス 2.4% 23.5%
競合対策 競合店にも価格告知 完全競合対策可能
時間差販売 タイムバーゲン 自由に設定可能
一般客と会員との差別化 一般公開紙面では対応不可能 自由配布可能
プレミア付販売 切り取り型クーポン 配信先別分別可能
本人確認 別途記入用紙が必要 携帯電話提示のみ
エリア外配布 郵送にて対応 同時配布可能
着目率向上 DMへの切り替え対応 そのままで可能
ポイントカード 別途用意が必要 携帯電話を流用

BACK


Copyright (C) 2002 b-post.com. All Rights Reserved.