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15:2002/11


息の長いWebショップとは?

 ショップの維持とは、固定客の発見と育成がポイント
 

固定客を増やしていくことが大切!!
 現実の商売と同様に、Webショップでも、いかに固定客を増やしていくかが重要です。インターネットの世界は生まれたばかりということもあり、いまだ一見客が多いのは事実です。しかし商用化から数年が経過し、今では2000万人の人がインターネットを利用しているという報告もあります。それだけに今後は、いかに多くの利益をもたらしてくれる顧客を増やしていくかが重要になってきます。
 商売の世界には2:8という原則があります。これは2割の客が8割の利益をもたらしてくれるというもので、この原則に沿って考えればWebショップの場合も、固定客の確保はビジネス成功の大きな鍵を握っているということがいえます。

それでは、訪問者に「もう一度このWebショップに来てみたい」と思ってもらうために、以下の方法(ポイント)を提案してみますので参考にしていただけたら幸いです。
 
(1)頻繁な更新
 Webショップの店構え、つまりホームページの表示が毎回変わり映えのないものであると、訪問した人は目新しいものがないという印象を持ち、すぐに去ってしまいます。いつでも活発にビジネスが行われているという雰囲気を出すためにも、Webショップの、とくにトップ画面は頻繁な更新が求められます。最近ニュースや今週の一押し商品、定期コラムなど、表示される情報をつねに新しいものに変えて、いつも繁盛しているWebショップという印象を与えることが大切です。更新の頻度は、できれば1週間に一度、長くても月に1回は見直したいものです。
 ただ頻繁にホームページの内容を更新する作業は確かに大変です。そこでJavaScript等を活用して、画像や写真、タイトルなどを自動的に書き換えるといった仕掛けを用意すれば、見かけ上、更新されている印象を与えることができます。またホームページの企画段階で、サイトを更新しやすい構造にしておくことも大切なポイントでしょう。

 

(2)さまざまなプロモーション活動
 定期的に個数限定の特別販売やマルチメディア機能を使ったイベントの告知、オークションあるいは懸賞やクイズ、プレゼントを実施し続けるのも、訪問を呼び込むのに効果的です。またその際、検索サイトや懸賞専門のサイトに登録すれば、集客効果はさらに高まると期待できます。ただこうしたプロモーションは、一時的なアクセスの向上には役立ちますが、一度きりだと、それ以降の来訪は期待できません。そのためにも、1ヶ月おき、3ヶ月おきというように、期間限定で定期的に実施するほうがよいでしょう。
 また、単にイベントや懸賞を実施すると、それを目当てに訪問するだけで、実際の購買喚起には結びつかないという事態も起こりえます。そうならないためには、たとえば懸賞の申込みページに到達する前に、扱い商品の紹介を提供できるようなサイト構造にする。あるいは送られる商品も実際のWebショップ上で販売されている商品と関連性のある物を選択するといった工夫も求められます。
  そして、こうしたプロモーション活動と同時にアンケートを実施して利用者のメールアドレスや年齢、性別、さらに要望など集めることができればサイトの改善や今後のマーケティングに活用することも期待できるでしょう。。

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