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27:2004/11

<飲食店のホームページ戦略のポイント>

T.はじめに
 飲食店のホームページ開設の目的は、店舗に来店してもらい、料理などのメニューを飲食してもらう事に尽きます。その意味で、広告媒体の一つであるホームページを来店を促進する手段として、活用する場合には、促進するサービスのコンセプトや店舗のイメージを明確に打ち出すことが必要です。例えば、高級フランス料理店であれば、高級感のある店内写真やシェフやソムリエのこだわりのあるコメントなどの掲載は、店舗コンセプトとして欠かせません。要は、いかにして、インターネットユーザーに「一度は訪れてみたい店だ」とイメージしてもらうかがホームページ戦略の重要なポイントです。今回は、この視点からホームページ活用のポイントを見る事にします。
U.来店を促す情報発信のポイント
  1. 来店を促す情報発信とは
     店舗でも、来店客を呼び込むために、あらゆる努力をしているはずです。メニュー、オリジナル商品、サンプルケース、内装等、工夫のない店はありません。ホームページも同様です。例えば、(1)いかにも「食べてみたい」と思わせる形での料理の紹介(2)行ってみたい店という雰囲気を盛り上げる内装写真の紹介(3)店のファンである来店客の声(アンケート)の紹介(4)地域の観光ポイントと結びつけて、「わざわざ行って見たい店」である事をアピールしたり、(5)店舗の地図や利用できる交通機関などのアクセス情報等、一度行って見たいと思わせる情報を発信する事です。
     
  2. 店主のこだわりを前面に出す
     世の中には、飲食店がひしめいている訳で、目立たない事には始まりません。飲食店の場合、インターネットの市場では、店主のこだわりが、目立つ宣伝効果を生む事があります。料理へのこだわりや、お店の運営に対するこだわり、メニューの材料に対するこだわりなど、人のやらない事をすると話題になり、ユーザーが紹介してくれます。もちろんインターネットでホームページの存在が知られなければ目立つこともない訳で、その意味では、一般的に言われているアクセス数を増やすための施策の実施が前提条件になります。
     
  3. 顧客から幅広いアドバイスを得る
     飲食店は、ほかの業種に比べて店主と顧客が非常に近い業種です。こうした特殊性を生かし、さまざまな知識とを持った顧客から自店のホームページについてのアドバイスを受けることは、大きな強みとなります。その意味で、掲示板や電子メールなどにより顧客の声を収集し、顧客から幅広いアドバイスを得ることを考えて、実店舗への来客呼び込みを促進して欲しいものです。そのためにも自店のホームページを作成し、社会のインフラを作るインターネットを活用したいものです。ホームページは、実店舗の前で行うチラシ配りや通行人の目をひくサンプルケースと同様の、あるいはこれら以上の効果を期待できます。

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