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02:2001/02 |
人材採用のための面接で心得ておきたい8のポイント |
(1)こくな態度と対話に気をつけよう |
初対面の場合、緊張感の漂う雰囲気の中で面接を実施する事になる。従って、何よりもまず応募者をリラックスさせることが必要である。そのためには、応募者との一体感づくりのために親しみのある言葉づかいと暖かい配慮を態度で示す事が必要。 |
(2)こんな言葉に気をつけよう |
面接担当者が、例え正しいこと、あるいは筋の通ったことを語っていたとしても、応募者に不愉快な気持ちを与えたのであれば情報の交換は失敗する。従って、応募者に不愉快な感じを与えるような言葉は絶対に慎まなければならない。 |
(3)こんな話題を見つけて話そう |
採用面接は、相手をリラックスさせることからスタートしなければならない。そのためには、いきなり本番に入らず導入部の話題選びが大切である。一般的に切り出し話法として親しまれているものに @季節 A趣味 Bニュース Cレジャー D知人・先輩・後輩 E家族 F健康 G服装 Hライフサイクル I好物 等がある。 |
(4)こんな心くばりをしよう |
面接は応募者と採用者との間の情報交換である。応募者も面接担当者もできるだけ多く情報を取りたいと思っている訳で、多くの情報を引き出すためにも気のきいた心くばりが必要だ。面接時の心くばりとしては、@面接会場 A待ち時間 B面接時間 C応募者との面接距離 D交通費 等の配慮が考えられる。 |
(5)こんな質問をしてはならない |
採用面接では応募者本人の基本的な人権を尊重しなければならない。また、差別につながるような質問は禁止されている。採用面接はあくまでも受験者の能力や適性の発見、人物像の観察が狙いでなければならない。一般的に差別とみなされるものに @本籍地 A住宅事情 B家族の職業や収入 C思想や支持政党 D加入宗教団体 等がある。 |
(6)こんな態度で聞こう |
面談、面接を成功させるためには、以下のような聞く態度の心得が必要だ。 |
(7)こんな相槌を使え |
どんな会話でもそうだが、相槌のない会話ほど味気ないものはない。相槌は相手の雰囲気を和らげるし、途切れがちな対話をうまく連結させることが可能である。相槌の種類としては、「なるほど」「それで」「まったく」「まさか」「もしかしたら」「ほんどですか」「そうでしたか」等がある。局面に応じて使い分けて欲しい。 |
(8)応募者と議論してはならない |
面談、面接時に一番重要なことは「応募者と議論するな」という事だ。面接、面談は、あくまでも相互の情報交換であるから、面接者たるもの絶対に応募者と議論してはならない。 |
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