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09:2001/02


生命保険の見直しのポイント

生命保険を選択する時の決め手は

  @契約する目的をはっきりさせ、目的にあった保険種類を選択する事

  A社会保障や企業保障も考えて必要な保障額を検討する事

  B保障はいつからいつまで必要か、家族のライフプランをきちんと考えて検討する事

  C将来にわたって無理なく保険料を支払える期間にしておく必要がある事

  D目的にあった特約の種類を選択する事である

以上の選択時のポイントをふまえて、すでに契約している生命保険を見直す場合の方法には以下のようなものがある。

(1)追加契約
@現在の契約に追加して、別の新しい保険に加入する方法で、契約は2件になります。

A現在の契約はそのまま継続し、その契約とは異なる内容で保障を充実できます。

B新しい保険の保険料は、契約時の保険年齢、保険料率により計算され、現在の契約の保険料とあわせて払い込むことになります。

(2)死亡保障に備える特約の中途追加

@現在の契約に定期保険特約などを中途追加して、保障額を大きくする方法です。

A現在の契約の保障内容や保険期間は変えずに、死亡保障額を増額できます。

B終身保険特約や養老保険特約などの中途付加を取り扱う会社もあります。

C途中付加する特約の保険料は、中途付加時の保険年齢、保険料率により計算され、現在の契約の保険料に加えて払い込むことになります。

(3)病気やケガに備える特約の中途付加
@現在契約している保険に、病気やケガを保障する特約を付加したり、被保険者本人だけでなく配偶者や子供も保障する家族型の特約に変更する方法。

(4)契約転換制度(した取り制度)
  1. 現在の契約を活用して、保障内容を充実させた新しい保険に契約する方法です。

  2. 現在の契約の積立部分を「転換価格」として、新しい契約の一部に充当する方法で、現在の契約は消滅します。

  3. 保障の見直しと同時に、保険の種類や期間、付加する特約などを総合的に変更できます。

  4. 契約転換時の保険年齢、保険料率により保険料が計算され、転換価格の充当で割り引かれた後の保険料を支払うことになります。

 

※これらの取扱いは生命保険会社や保険種類により異なる場合があります。


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