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夏の思い出

今年の夏は、梅雨明け後、猛暑が続いています。

夏が来れば思い出すという唱歌がありますが、私にとって夏の思い出は、稲刈りです。

自家用早期米を作っていた我が家では、毎年、夏休みに稲刈りが年中行事でした。

この夏の稲刈りが大変なんです。何が大変かと言えば、暑さが大変なんです。

暑さを避ける為に、長袖のシャツに麦藁帽子、手には軍手のいでたちで稲刈りをするんですがとにかく暑いんです。猛暑の中、日中の農作業は過酷です。でも、この稲刈りの中楽しみもあります。畦道で食べるおにぎりやお煮しめ等の昼の食事、休憩のスイカやアイスクリームが又美味しい事美味しい事!! お酒の飲める年代になってからは、食事にビールが出るんですがこれの美味い事。また食後の日陰での昼寝も疲れた体には最高です。また、稲刈りには色々なアクシデントがあります。稲を刈り、片付けて行くといきなり蛇が出てくることがあります。蛇で子供やおばさんたち女性陣は大騒ぎ。なぜ田圃に蛇がいると思いますか。なぜかと言いますと、稲を刈る時期になると雲雀などの鳥が稲の隙間に巣を作っています。この巣の卵を蛇が狙って田圃に現れます。

ほかには、赤腹と言われるヤモリ、蛙、空中ににはトンボと色々な生き物と戯れることも出来ます。しかし、我が家は去年より米作りを止めてしまいました。

我が家にも子供がいますが、一昔前の田舎の子供であれば誰でも経験したであろう田植えや稲刈りの経験をさせることが出来なくなって来ました。田植えは田植え機で稲刈りはコンバインでと機械化が進んでいます。ぜひ、機会があったら手植えでの田植え(昔はたんぼにヒルがいて血を吸われていました。)手作業での稲刈りを経験させてみたいと思います。

青空の下、夏に貴重な経験が出来ること請け合いです。

ダイエット中の男


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