b-post > 今月のコラム > 今朝は最悪−?? |
3月31日明日は久々の釣行である。 私は月一程度のクロ釣り師である。3月は年度末という事もあり、仕事も忙しく釣りどころではなかった。釣り仲間のM氏も仕事柄、年度末は忙しく二人とも待ちにまった釣行であった。 早目の就寝をと思い早々床に就いた。やはりなかなか眠れないものである・・・ ジーンジーンの目覚ましの音に起こされ午前4時の起床である。友人M氏が迎えに来て、いざ出発である。近くのコンビニで我々の餌を購入し尾波瀬港へと向かう。 到着後荷物を整理し船頭に挨拶し船に乗り込んだ。今日の釣り場は黄金瀬と言う場所で佐多の立目崎灯台下である。潮通しが良くクロ釣り師があまり行かない場所で穴場的存在である。 船に乗って十分少々で釣り場に到着、今日の天気は曇りサラシも出ており釣れそうな日である。早々マキエを調合し、マキエを二・三投入してみる。まだ魚は見えない、まっその内見えてくるだろうと思いながら仕掛けを作る。 マキエを打ち、付け餌を針に刺し仕掛けを投入後更にマキエを二・三投入する。通常この繰り返しである。釣れそうな気がするがなかなか釣れないものである。毎度の事でやはりボーズかと思いながら時間だけが経過して行く。時期から言えばデカバンクロ釣りのシーズンはそろそろ終わる頃で今日は諦めずに頑張るしかないと自分に言い聞かせ、再度仕掛けを投入する。友人M氏にアタリがきた、竿が弓なりに曲がりかなりの大物である。私はタモを準備し浮いてくる魚を待っていた。友人M氏が「白やらよー」と叫んだ。残念である外道のイスズミであった。イスズミと解り強引にブリ上げる。この魚はスーパーに並んでいる魚であるが釣り師は好んで持ち帰らずリリースするのが定番である。しかし残念であった。 ただ魚が食い立ってきた事は事実であり気を入れ直し再度仕掛けを投入する。 二・三回投入した後、ウキがスーと沈んだ私は慌てて合わせを入れる。掛かった、竿は弓なりに曲がり幾度となく突っ込みがありなかなか浮いてこない。数回やり取りをし、ようやく海面近くに浮いてきた。色は黒色である。ヤッタネー 正真正銘のクロであった。友人M氏よりタモ入れしてもらった。近くで見ると大きい、卵を抱いているせいか腹はパンパンである。早速メジャーにて計測を行なう。50cmジャストである。自己記録更新だ。 久々の釣果に感激である。よぉーし今日は帰って飲み会だ。魚拓も取っておこう。 時間は未だある、再度仕掛けを投入する。数回投入後耳元でいやな音がする。 耳をすますと「ジーンジーン」とベルの音である。朝聞いた音と一緒である。 ウッソォー ゆ・ゆ・夢か!!
まこと悲しいかな夢であった。最悪の朝だ。 夢から覚めずにいて欲しかった。 正夢である事を願って・・・・ |
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