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ある日

 2001年12月、世間では“あいこ”さまご誕生にわくなか3日後に我が家にも赤ちゃんが誕生しました。名前は“あかり”です。
そして最近、違いの分かる男“和泉モトヤ”にも赤ちゃんが誕生した。
“あやめ”と名づけたそうだ。

 贈られた名前の経緯はいろいろあると思うが

  1. 複数の学者から出された3通り程度の女の子向けの候補から決めた
  2. 出産一週間前に夫婦それぞれ10人ほどの名前を出し合い重なるものから選んだ
  3. 母の節子さんがいっしょになって考えた

 三人はこのような経緯で名前が決まったらしい
 
 今回、出産に立会い感じたことは、お産のときにはもう名前を決めておいたほうがいいということです。
 出産まで後少しというときにはどうしても赤ちゃんの名前を呼びたくなる場面が出てきます、そのときに「あかちゃ〜ん」では最後の力を振り絞れません。
 まだ産まれてきていない赤ちゃんの名前は呼びづらい、と男性は思うかもしれないが、お母さんにしてみれば10ヶ月も自分のおなかで育てていた子供です。声を出して叫びたくなるだろう。
 もし事前に決めた名前をお母さんが気に入らなければ、自分の付けたい名前で呼びかけるのもひとつの作戦であり、父親は何もできないまま名前が変更している。というのも“あり“かもしれない。

 我が家の娘は間もなく6ヶ月になる。最近になって寝返りをうつようになったので目が離せない。
 先日、妻が歯医者に行くというので約2時間30分2人きりになった。
 出かけてすぐから泣き出したのでミルクを作り、飲ませるが一口目で吐き出し、大泣きしてしまう。
 おかしいなと思いつつミルクを飲んでみるといつもより薄いようだ。泣く娘をそのままに再度ミルクを作る。今度は分量を間違えないようしっかり作った。味もいい。
 娘はもう泣く元気もないくらい疲れている。“ごめんよ〜。”
 何とかミルクを飲ましゲップをさせるが、これまたゲップが出ない。
 まあいいか、と思いながら横にさせているとミルクを吐きながら得意げに寝返りをうっている娘。そこへ途中経過を確認する妻からの電話

  妻「大丈夫?」
  私「大丈夫だよ。」

 大丈夫なはずがない 早く帰ってきてくれ!と思いつつも服を着替えさせオムツをかえる。
 やっと眠ってくれたのは妻が帰り着く10分前。
 2時間30分の出来事によりその後の私は娘と一緒に爆睡であった。

おしまい

みつを

 


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