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独り言


 

先日、枕崎にて枕崎弁のみでの演劇が行われたようです。
生粋の枕崎弁だとわからない人が大勢いるのではないかとの不安から 標準語にちかい言葉で演じられたようですが結果は思い過ごしだったとか(年配には) 次回はまんまの枕崎弁で講演するようです。
さて、はたして何人の方が方言を理解して笑ったり、泣いたりしてくれるのでしょうか?

と言うのも、私の子供が、実家に戻った時は実は私が通訳(?)をしないと伝わらないこの現象は、なにもうちの子供に限った事ではないことは、町中で鹿児島弁(生粋の)で、遊ぶ子供を見ない、見てないような気がする。
 

 

以前、訪問先の方から

”きゅは、ほめっなー。ま、じゅーすでん、のんでかい、しごちゅしやいな”

と言われ、返事ができませんでした。、、、、、、、、、同じ大隅半島なのにもちろん今は、ちゃんと返事ができますよ 

”あいがとさげもす、いっずいこんてんきは、つづっどかいな”

東北弁と並んでわかりにくい鹿児島弁が、生み出した地域に根付いた文化や、伝統を蔑ろにして東京弁が標準語として全国的に広がっていきましたが、都会に対する憧れがあったのではないかと思う。 移動手段としての交通網の発達や、情報の発達で地方と都会のハードルが低く(以前より)なったように感じているからこそ地方のよさを理解し、文化を共有できるようになってきたように思う。

ただ残念なことに、それを伝える人が格段に少なくなっている、と言うよりは伝える人は多いが伝える場所の提供がない。戦後の家族構成人数の推移を見なくても明らかに核家族化が進み、一人暮らしの老人が増加しているこう言った現実を踏まえ、ある町村では単独老人施設と公共住宅の合体型の住宅つくりが進んでいると聞いた。

行政が遠くに感じていたが意外と近くで頑張っていると思うと嬉しくなった今日この頃でした。

 

きんもくせい前線が東京まで南下したようです、わが家のきんもくせいも あと1ヶ月くらいでしょうか

by獅子ハート


”今日は、暑いですね〜。ジュースでも飲んでから仕事を始めて下さい 。”
  ”ありがとうございます。いつまでこの天気は続くんですかね。”


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