b-post > 今月のコラム > 愛犬の病気に気をつけて

愛犬の病気に気をつけて


ご感想を頂いたAさんへ

メールアドレスが間違っていたため送信できませんでした。
申し訳ありませんが、ココにメッセージを入れさせて頂きます。


こんにちは。メール拝見しました。
11年、長い年月を一緒に過ごした愛犬が病気になるのは、すごく悲しいですね。
私の犬がフェラリアにかかったとき、真っ先に病院へ運びました。
手術後は声をかけながら体をなでるなどしていました。
そうするだけで、安心したようにゆったりとしていました。
家族の愛情が元気にするきっかけだったと思います。
今でも、私の犬は元気に過ごしています。
Aさんの犬も元気になることをお祈りいたします。

モナカ


 

我が家には「チロ」という名の犬がいます。今いる犬は、3代目です。1代目は、マルチーズ、2代目は秋田犬、3代目はシェットランドシープドッグ、犬の種類に関係なく、「チロ」と名付けられています。

長く犬を飼っていますが、3代目を飼うようになってから初めて知った犬の病気があります。フェラリアです。フェラリアは、犬の心臓や肺の血管内に寄生するそうめんのような白い虫です。これは、シェットランドシープドッグやコリー犬などが感染しやすいそうです。フェラリアが寄生すると、初めのうちはあまりはっきりとした症状がないので見落としてしまいがちです。症状が出始めても軽い咳きをするといった、風邪かな?と思うような症状です。症状が進むと、やせ衰えて死亡することもあります。

このフェラリアは、犬が蚊に刺されることで感染します。蚊に刺されないようにするという予防方法があります。しかし、絶対に刺されないようにすることは難しいです。他の予防方法として、フェラリア予防薬という薬があります。この薬には、フェラリアに感染する可能性のある期間中、毎日飲ませる薬と、毎月1回飲ませる薬があります。この薬は、動物病院で医師の処方を受けなくてはいけないということでした。

もし、フェラリアに感染してしまったら、次のような対処法があります。

  1.  駆虫薬の投与
    寄生しているフェラリアが少なく、健康状態がそれほど悪くない場合に注射してフェラリアを死滅させます。
  2. 摘出手術
    フェラリアがたくさんいる場合や、駆虫薬で治療ができない場合に、特殊な器具で肺動脈や心臓にいる虫を取り出す方法です。

我が家のチロもフェラリアの摘出手術を受け、一命を取り留めました。獣医からは、フェラリアは、症状が進んでしまうと、完全に治すことは大変難しい、助かっても1年持たないだろうといわれていましたが、術後2年が経ちました。今では、大変元気になっています。かかってから治療を受けるよりも、かかる前に予防することが大切です。皆さんも
5月頃〜11月下旬頃まで気を付けてあげてください。

byモナカ


「愛犬の病気に気をつけて」に、ご感想などございましたらお書き下さい

 

BACK   HOME


Copyright (C) 2003 b-post.com. All Rights Reserved.