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マンガ

みなさんは、『マンガ』って読んでいますか?

自分は、今年で25歳になるのですが、いまだに読んでいます。

(いわゆる「マンガ世代」ってやつです。社長すいません・・・)

マンガといえば、大半が娯楽中心で『中身の無いもの』と思っている方も多いと思いますが、中にはしっかりとしたメッセージを持っている物もたくさんあります。

今回はその中で大変考えさせられた作品について話をさせて頂きたいと思います。


 

『クニミツの政(マツリ)』という作品です。某少年誌で連載されているのですが、なんと題材が『政治』です!!

 中学中退の主人公が、総理大臣を目指して政治家に弟子入りし、政治・宗教法人・教育といった問題に真っ向から向き合って解決していくというストーリーです。

 この作品を読むまで、自分は政治に『全っ然』興味がありませんでした。

流れてくるニュースは、「政治と金の癒着」・「汚職」といった政治不信を煽るものばかり、こんなニュースばかり流れていたら、ただでさえ面白くない政治に興味がなくなっても当然では無いでしょうか?

 

 ・・・でも、そういった出来事が自分の故郷で起こっている話だったら?

 誰だって興味を持ち、怒りを覚えるのではないでしょうか?このマンガは、その事を改めて教えてくれました。

 腐敗する政治に文句を垂れるだけでなく、自らの理想を胸に行動していくこのマンガの主人公を見ていると、今までの自分がとても恥ずかしく思います。政治に文句は言っても、唯一、政治に参加できる選挙にすら、自分の意思で投票しようとは思わなかったのですから・・・

 

 政治という解りにくく・興味を持ちにくい世界を、誰にでも解る『マンガ』という形で表現する事により、政治に興味の無い若い世代の人たちも、関心がでてきているようです。なんとこのマンガ、平成15年度(第27回)講談社漫画賞の受賞が決定したそうです!!そして今夏には、ドラマに!! 

 どういった形にせよ、若い世代の人たちが政治に興味を持つということは、喜ばしい事では無いでしょうか?

 

 全国の「お父さん」・「お母さん」、お子さんがマンガばかり読んでいるからと言って、怒らないでやって下さい。マンガだって知識を増やすための立派な「書物」なのですから。

(マンガ世代の言い訳にも聞こえますが・・・)


 

by次元


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