「ごはんを食べに行こう!」
と父に誘われ、僕は家を出る準備をして、車に乗り込んだ。
ココでちょっと(?)アクシデント。
…何度やってもエンジンがかからない。
そして目の前には見た事もないランプが点滅してる。
急いで車の中の明りを付けて、説明書を取り出してランプの説明を探すと、
油圧警告灯・充電警告灯・排気温警告灯・PGM-FI警告灯の4つが点滅している事が分かった。
ビックリして、父に知らせると、
「しばらくしてから、もう1回エンジンをかけてみなさい。」
という事だったので、30分位おいてもう一度エンジンをかけてみるけど…かからない。
結局その日のご飯を食べに行こう!という計画は取りやめ。
落ち着き払った父と相対して、僕は「車はどうなっちゃうんだろう??」とか、「なんてついてないんだ…」という気持ちでいっぱいだった。そしてなんだか疲れてしまって、そのまま僕は寝てしまった。
次の日、父とバッテリーの交換。といっても僕は作業を見ていただけなのですが…。(片付けとかは手伝ったけどね)
その時、父が
「家で切れたから良かったよね。運が良かった。」
とポツリ。
その言葉で僕の中の「ついてない」という言葉が消えた。
そんな風に考えてみれば本当に運が良かったのだ。
その日、同僚の甘い言葉に誘われてラーメンを食べに行ってたら、きっとお店で泣きを見る目にあっていた。
もし、寄り道をしていたらそのお店で…。
家でバッテリーが切れたから良かった。
おかげで誰にも迷惑をかけずに済んだ。
自分達で対処する事ができた。
格言とか、自分の為になる事を書いてあるような本にある、
「自分の取り組む気持ちを変えるだけで、こんなにも違う!」というような言葉を読んで、自分でもそう考えるようにしよう!とか思うけど、やっぱりそれはその時だけ。いざ、自分がこんな目に合った時は悪い方にだけ考えてる。(仕事とかは良いほうに考えるんだけどなぁ・・・)良い方へ考える事で、こんなに気持ちが楽になる。
何かとんでも無い事に巻き込まれたら、悪い方にだけ考えるんじゃなくて良い方に考えてみよう!巻き込まれたのも何かの縁!若しかしたらチャンスになるかもしれない!
・・・そう考えるのはやっぱり難しいのだけど。
考えて考えて考えて。やっぱり思いつかなかったら、他の人に話してみればいい。きっと「そんな考え方もあったんだ」って思える言葉を・・・くれる人が君の傍にいるかな?
僕も持ち前の自由すぎる発想で、何かホッとできる一言をアドバイスできるようになりたいな♪と、思った今日この頃であります。
by秋澄 |