ダイエット

　私の「ダイエットしたい」は、たかが数キロくらいの話なので、たいしたことはないと思っている。事実、人間ドックの後、医者に注意され何回かは成功している。しかし、その都度リバンドしてしまっている。医者に運動するように脅され、体を動かすとご飯が美味しくなり、タバコをやめて、さらに美味しくなったのが敗因である。

　確かに「太っている」人の数は、割合からいうと多いと思う。うちの会社もまたしかりである。ずっと昔、ハワイに行った時は、日本人の新婚さんと太った現地人がやたらと目を引いたのを思い出す。初めてディズニーランドに行った時には、目が点になってしまったものだった。
“アメリカ人はあんなに太ることができるんだ”
と、感心したというか。遊びに来ている人たちがみんな巨大化してしまったかのように見えたものだった。

　一般的には、「田舎に行けば行くほど人は太っている」らしい。国際的にこの傾向であるから、“JRや地下鉄で歩く都会人と違って、ドアツードアで車移動する日本の田舎は”と 変に納得してしまっている。

　アメリカでは、ついに、肥満は病気、という考え方が一部の保険には適用されるようになってきたと報道されたそうだ。何の指標をもって、病的な肥満とするのか、そのへんが曖昧なのだが、日本ではとてもお目にかかれないくらい大型 な人たち、人によっては歩けないので車いすで移動するしかない人たち、にとっては朗報だ。

　私の方は薬やダイエットフードに頼らず、食べる量を減らすのは大変なので、せっせとカロリーの消費量を増やすことにしよう。バドミントン大隅地区オープン大会まであと１週間。保険適用されないように、いざ！ダイエット！！
 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　                                                                          　　                       

by　ガボ