b-post > 今月のコラム >現代を襲うストレスについて |
(1)ストレス症候群 |
ストレス社会といわれる現代では、背負いきれないほどのストレスを抱え、その負担にあえでいる人が増えているようですが、欧米に比べて日本は、心のケアに関しては、非常に遅れていて、更には、疲労困憊していても走り続けなければならないという社会構造が大きな要因のようです。最近見られるストレス症候群としては青い鳥症候群(幸せの青い鳥を求めて転職を繰り返す)や情報洪水症候群(あふれる情報におぼれて混乱する)ペットロス症候群(愛するペットを失い落ち込んでしまう)等、現象も
複雑化し、それに伴ってうつ病、心身症、神経症といった病気につながる危険性もあり、注意したいものです。 |
(2)そもそもストレスとは何なのか |
今日、私達が日常的に使っているストレスとは、外からの刺激によって引き起こされる生体の反応を言うそうです。即ち、ストレスとは本来、生体に生じる変化を言うのですが、日本ではそれを引き起こす刺激も一般にストレスと呼ばれているようです。ストレスは、大きく次の3種類に分類する事ができます。
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(3)ストレス状態になりやすい人とは |
よく、1.几帳面で神経質、2.何事も完璧にこなそうとする、3.物事にこだわりやすい
、4.感受性が強い、5.周囲に気を使いすぎる
などの人はストレスに弱い性格と考えられているようですが、現代ではいわゆる「会社人間」と呼ばれているタイプ、つまり、朝起きて会社に行き、夜ははテレビをチラッと見て眠るだけ。週末は何をするでもなくただ家でゴロゴロと言うように仕事がすべて、趣味とも無縁、変化の少ない生活を繰り返すというライフスタイルの人は、
ストレス状態に陥りやすいようです。 |
(4)ストレス度チェック |
(1)から(3)をあらためて振り返ると、自分自身の生活そのものであるように思われてストレス症候群の一歩手前ではないかと心配になってきました。皆さん、あらためて自分のライフスタイルを見直して下さい。以下の項目について、自分に当てはまるものが何項目ありますか?
7項目以上当てはまるものがある方は、ストレス症候群の始まりかもしれません。自分自身のライフスタイルを見直しましょう。自戒をこめて! by 一心不乱 |
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