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そんな新車ライフを満喫している私だが、前の車にも相当な思い入れがある。やっぱりH△ND※車でTodayという車種の、今はもう、生産されていない軽自動車だった。私にとって一台目。走行距離1,800キロそこそこの中古で購入して、約8年間で130,000キロ。ホームグランドの鹿児島県内はもちろん、九州本土全県を制覇。日本列島本土の土も踏ましてやろうと、山口県にも 進出。そんな無謀な旅にも、一切、不平不満を言わず、ただひたすら走り抜いてくれた。 そんなTodayも、とうとう最期の時を迎えることになってしまった。新車を購入するべきか、後2年Todayに頑張ってもらうべきか迷っていた車検間近の今年の9月、Todayの廃車を決定的する出来事が起こった。なんと、走行中に爆発音がしたのである。バンッという音。一瞬、何が起こった分からなかった。「えっ、なにか踏んじゃった!?」ぐらいに思った、その矢先、2度目の爆発音が・・・。「この車(Today)、近いうちに分解するか、火を噴いたりして・・・」冗談じゃなく怖くなる。酷使のし過ぎ?そろそろ楽にしてあげよう(というより、こっちの身が危ない!?)。そんなこんなで、新車購入 を決定したわけである。 |
やっぱり、ディーラーに引き取ってもらう時は、寂しいものである。どこに行くにも一緒だった。雨の日も風の日も、雪の日も霧の日も灰の日も。袴で運転した事もあった。車内で食事したり、眠ったり、泣いたり、笑ったり、歌ったり、 友達と一晩語り明かした事もある。思い出のたくさん詰まった空間だ。 廃車が決定してるから、これが最後のドライブ。あちこち擦って傷だらけのボディを眺め「今日までホントにありがとう」と感謝の言葉を送った。 |
誰しも、長年親しんだ自分の車には、多かれ少なかれ愛着があると思う。車換えをする時は、嬉しい反面、やっぱりどこか寂しい。新しい相棒F〇t君が私のTodayへの思いを越えるまで、何年かかるか分からないが、「
ふつつかものですが、末永く宜しくお願いします!」とあいさつをした。 by Fit |
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