暑い日が続きますね。いかがお過ごしでしょうか?
今回は、洋服の歴史について話したいと思います。
私が意識して洋服を買い始めたのは、中学生の頃からでした。
それ以後十数年が経つのですが、私の服装の好みなども大きく変わりました。流行というものを考えた時、私が興味を持ち始めた頃は、2年ないし3年人気の服装が定着し、その後に次の流行がきていたように思います
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しかし、ここ数年では、今年の流行色はなどと、一年、一年。または季節毎に大きな変化をみせています。その中で新しいブランドができ、人気がなくなったブランドが消えていくというスパンが非常に短くなっているように感じます。消費者のニーズが常に変化をしているとういう状況もあるのかもしれませんが、私がシーズン前に服を買ったりする際、最近では今年の流行はという言葉聞く機会が非常に多くなりました。洋服の素材、型、色の流行がシーズン前に決まってしまい、その流行をいち早く取り入れた所が売上を伸ばしていくという構図が出来上がってしまったのではないかと強く感じてしまう機会が多くなりました。
これとは対照的にデザイナーは、新しいことを取り入れながら1970、80年代の服装、又はそれ以前のデザインを取り入れることで、新しいスタイルを築きつつあると言われています。実際、評価を受けても、商品が売れないで廃業となったデザイナーは数多くいるようです。その良し悪しについては、私には判りませんが、確実に構図が変化してきているということはいえるようです。
私の知っているバイヤーは、必ず自分の目で商品を見て、買い付けを行っています。私個人としては、それがプロの目ではないかと感じてしまうこともあります。自分自身で自信をもって仕入商品を売る際、やはりそれなりの何かを感じることがあります。私がもし同じ立場なら、買ってもらう顧客には満足してもらい長く愛用してもらいたいと考えると思います
洋服という枠で話してきましたが、現状ではほぼ全ての業界で流行のスパンは短くなってきていると思います。それに対応出来なかったら、消えるしかないというのが、正直実情だと思います。しかし、その中で個性を失ってしまえば、長続きは厳しいという状況も隠されているような気がします。
私個人としては、流行に流されてしまいますし、決して自分が本当に欲しいと思ったものだけを購入しているわけではありません。しかし、自分のスタイル、出来れば5、10年後にも今ある服を愛用していたいと思います。
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