今回のこのコラムを書くにあたって、今現在、私の手元については、芋焼酎があります。
この焼酎、昨今の焼酎ブームのせいあって中々、希少性が高くプレミアがついて1本4〜5万のものまであります。
鹿児島はサツマイモの産地ということで、焼酎文化が栄えていますが、今回のコラムは この「焼酎」にスポットをあてて話をしたいと思います。
私の年齢は29才なり立てで、うちの親父達世代の年季の入った焼酎愛飲者からすると、まだまだヒヨッコの私が、焼酎について語るのは心苦しいのですが、20代から見た焼酎文化について語らせて頂きます。
さて、この「焼酎」。私も飲み始めて10年ほど経つ訳ですが、飽きそうで飽きない酒で、
さすがにまだ、無くてはならない存在とまではいかないものの段々と付き合いも長くなっているせいか、私とっては、イイ感じの存在となっています。
ただ、このイイ感じの存在は、原料のサツマイモは種類も多く、特産地ということもあって焼酎の種類も多く自分の中では厄介な問題となっています。
なぜなら、基本的に酒造会社によって「味」「匂い」がことなり、同じ酒造会社でも商品によって異なります。
これを完全制覇することは不可能に近い数となっているので、今はまだ、修行の身である私は、
各酒造会社が販売している焼酎が数種類ある為、サツマイモの品種、それに伴う数の焼酎の品種があるということで、酒造会社別にレギュラー酒や売れ筋を味わっている次第です。
この今、出てきたレギュラー酒という言葉。
本来、酒造メーカーがレギュラー(本線)で造っている焼酎のことで、全国でも有名な白玉醸造の「魔王」がありますが、白玉醸造のレギュラー酒は「芋焼酎 白玉の露」であり、「魔王」はサイド酒ってわけです。
他にも、わが町、鹿屋の代表的な酒造会社 大海酒造のレギュラー酒は「さつま大海」で、有名な「海」はサイド酒。
現在は、全国的にもサイド酒の需要が高くプレミア焼酎と呼ばれるものはサイド酒が多いようで、人気酒造会社になってくるとレギュラー酒についても購入が難しいとか聞きます。が、元々は芋でできた酒なので、これだけ種類があれぱ、いわゆる3M(森伊蔵・魔王・村尾)以外でも旨い焼酎はあるはずです。
決して3Mが旨くないというわけではなく、とにかく3Mは手に入りずらい(T T)ので、その他の焼酎を探索中というわけです。
通常、うちの親父を参考に話をすると一升瓶単位で購入して毎日のダレヤメ(晩酌)というのが一般的であると思われますが、私は毎日、飲むわけではないので、一升瓶を購入すると日が掛かる上、開封してから時間が経つと微妙に味・匂いともに変わるため、初めてチャレンジする焼酎は慎重を期して&経費削減もあり、五合瓶か720mlを購入しています。
それで飲んでも間に合わない焼酎の種類・・・・。しかし、どうせ飲むなら「うまい!!」焼酎が飲みたいというわけで、週末は用事がなければ、ドライブがてらに嫁さんをナビシートに乗せて大隅半島の酒屋めぐりを行っています。
これがまた、良い暇つぶしというか、酒屋の主人や客の人達と話をしたりして見ず知らずの人間が、この焼酎は癖が強い・辛い・匂いが良いなど話をして結構良いものです。大隅半島の酒屋にも色々と薩摩半島の焼酎が揃っていますが、薩摩半島に用事がある際は、インターネットや雑誌等に出ている有名酒屋を回ったりしています。
ただ、ここ最近は焼酎ブームが依然として続いているせいもあって、「うまい!!」と言われる焼酎が手に入りません。
店頭で販売されていても、6本セットでその内1本が欲しい焼酎(店側も目玉商品)なのに、その焼酎が1万以上の計算になって高額セット価格になっていたり、単品で売っていても、かなりの高額で販売されていて、そんな焼酎は買いたくないし手も出ません・・・・・・
電話・店頭予約で運良く当選か、店の人にコソっと分けてもらって定価で手に入っても2度と手に出来ないほどの状況で、手元にある数種類は購入して未だに、飲みたいのに手が出せない焼酎が床の間に眠っています(T
T)
しまいには、鹿屋(近辺)で不定期で予約受付・販売していた酒屋さんが、お客さんのインターネット高値転売が発覚して予約受付を当分の間、止めたということを店の人に聞いてショックを受けているのです (T
T)
う〜ん、いよいよ鹿屋では目当ての焼酎が厳しくなってきました。
残る臨みの酒屋は隣町にある酒屋さんだけで、そこの店主さんとは、たまにメールをやり取りをしたりして
先日、貴重な2本を分けていただけました。が、そこも整理券発行とか行なっていますが、その整理券でも客通しで揉め事になったり人が来過ぎて警察の指導があったりと大変なようです。
このような状況下では、中々、有名な焼酎は手にできないので、最近の焼酎探索の中で、有名でなくても(酒造会社の皆さんには失礼ですが・・・)うまい焼酎は結構あることに気づき、今は専ら自分の中のレギュラー酒を探索中です。レギュラー酒になるからには手ごろな値段で簡単に手に入るものでなくてはなりません。、
とりあえず、試飲ができる店はあるにはありますが、はじめて御目にかかる焼酎は、麹が何であるか?
醸造は? タンク? かめ壷?とか、後は店の人の話を参考にして購入しています。
今は何となく自分の好みの焼酎が、どの麹で、どのように造られているか?の共通点がわかってきたので、
今後は、その系統の焼酎を飲んで一時の幸せを感じていきたい思っています。
てなわけで、お勧め焼酎
大隅産では・・・・
大海酒造 海
小鹿酒造 本にごり (うちの親父のお勧め)
八木酒造 八千代伝、八千代伝(黒)
大隅産以外では・・・・
落合酒造 雲雀
万膳酒造 萬膳、萬膳庵
佐多宗二商店 角玉、晴耕雨読
購入しても希少すぎて手が出せてない焼酎 (T T)
村尾
月の中
悟空の眠蔵
目を光らせて探してる焼酎 (☆ー☆) あるけど飲めないから2本目購入後、かな〜り飲みたいのです。
村尾
月の中
by 北斗
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