年末年始はバーゲンセールが続く。クリスマスセール・年末セール・初商い…また、この時期を見計らったように新商品の発売や限定モデルが売り出される。
　 この時を見逃せば買うものも買えなくなるという世間の流れと限定モデルなどという非常に心をくすぐる言葉に誘惑され、ついつい懐が緩くなってしまう。この限定モデルという言葉に弱い僕は、今年もその限定モデルと認定ショップにしか取り扱われていないという甘い言葉に誘惑され、購入した。
　いつも思うのだが、特に限定モデルなどは、セール中にも関わらず割引はない。少し損をした気持ちはあるが、それよりも限定モデルという優越感が勝っているため、後悔はしないのだが…
　

　この世間の流れにのり、一生忘れられない事件が起こった。
　鹿児島では大手百貨店で○○会の積立タイプの商品券があるんです。今日は商品券があるからと意気揚々とでかけた。そして前から目を付けていた靴を５足程度試着し、“これかわいい！”と盛り上がり購入を決めた。そしていざ会計となったそのとき。バックに入っているはずの商品券がない…　　そのことに気付いた店員は気を使ってお取り置きしましょうか？と気を使ってくれたが…何万もする買い物でもなかったのでカードで払いますからと断り、無事決済した。
　店をでてから一言。“あ！？商品券は違うバックの中だぁ！”

その時、直感した。これは計画的だった。間違いない。
　

　 話は変わりますが、こういうバーゲンセールのときの靴屋さんにはよく見る光景がある。半径１ｍに試着をしているお客さんはいないが、あきらかに陳列された商品ではないものが、床に置いてある。おばちゃんが試着をしながらグルグルと回っている。そしてもとの場所に戻ってきて決めゼリフ。“あ〜、あった、あった”どこまで試着に行っているんですか！？


　

ｂｙ　グーフィー