僕の実家は兼業農家。
今年も秋の実りを満足いくぐらい味わっている。
新米、新イモ、新じゃが、だいこんなどなど・・・
更に追い打ちをかけるように秋刀魚などの海産物が僕を呼び止めるぅ〜。
これはたまりませ〜ん。
実りの秋と食欲の秋。
この季節は冬眠に入る熊のように今のうちに栄養補給を・・・と言わんばかりにパクパク。
いつも食べ終わると「ふぅぅぅ〜」という満足感と
明日は何を食べようかなぁという献立を考え始める。
食べ終わったばかりなのに次の食事を考える僕に対して
妻が今は考えられないとの一言。
確かにおなかいっぱいだし、考えただけでさらにおなかがふくらむ。
そんな秋の実りを満喫している僕ら。
そんな秋の味覚を満喫している僕らの家には
いつからかヤモリ様が同居し始めた。
次から次と同居人が増えているような・・・
そんなヤモリ様には昔から家の守り神(家守)であるという迷信があり
ご無礼にもそのヤモリ様に名前をつけて暮らす日々。
ヨシジロウやらタケジロウやら・・・
勝手に名前を付けられるヤモリ様もご迷惑か?
と思いつつ勝手な思い込みとそのサイズで判断して○○ジロウがいたぁと
お互いを呼んで確認をする。
もちろん本当にそれが○○ジロウなのかはわからないのだが・・・。
そんな秋の実りとともにヤモリ様(本当はコウノトリ?)が
子どもを運んできた。
この前ようやく3ヶ月を経過し、母子手帳が交付された。
この母子手帳が交付されるまではなかなか実感できないものがあったため改めて、
子どもがいるんだなぁと実感した。
今までは勝手にヤモリ様に名前を付けてきたが、今度ばかりはそうはいかない。
一生背負っていく名前だから安易にはつけられない。
よ〜く考えないと・・・
そう言えば以前から義父が孫の命名権をといっていたので、
今回は女の子ならいいですよ〜と言った次の日には
候補の名前がメールで送信されてきた。
ご丁寧に名前の由来など事細かに説明書きがされていた。
この日を境に義父はもう女の子であると信じて
今後の教育プランを検討しているような・・・
それに義父は来年の移動は鹿屋にとまで思ってくれているらしい。
そこまで考えてくれる義父に感謝しつつ、
僕は男の子が良いって思っている。
今のところ、どちらでも良いですよとだけしか言っていないし、
義父の夢を壊さないよう最後まで内緒で出産を迎えるようにできたらいいなぁ。
そんな新米パパの心温まる願いです。
ちなみに出産予定は6月。
兄夫婦も義姉の兄夫婦も6月ぐらいの出産予定。
来年は同じ時期での出産ラッシュ。
鹿屋のヤモリ様が多くの夫婦のもとへ旅立ち、子どもを届けたみたいです。
by タケジロウ |