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暇人のつぶやき
 

今回は地球環境について考えてみました。
最近、地球温暖化による気象変動がよく話題となっています。
私の小さい頃は夏に30度を超える日は数日程度だったと記憶しています。
いわゆるCO2による地球全体の気温上昇と生活圏のアスファルト化、緑地の削減、冷房機による熱放出が重なり次第に熱帯化しつつあります。
台風の強力化、とれる魚の変化、雨の激しさなどその現象は近年ますます激しくなっています。

地球が誕生して40億年と言われていますが、面白い計算をしてみました。
生物が誕生してからの1億年を24時間とすると、人類の歴史4000年は約3秒、すなわち午後11時59分57秒に人類の歴史は始まったことになります。
産業革命後の歴史は1秒にも満たない計算となり、その1秒間に我々人類は地球を破壊したことになります。
永い地球の歴史からすると氷河期や恐竜時代と同じように人類の歴史も地球がクシャミをする程度の期間で終わるのでしょうか。

でも心配はしていません。
人類は発祥してから極寒地など様々な環境に適応しあらゆる地域に進出していきましたが、適応できる生物が生き残る=進化論から言えば、やがて気温50度でも紫外線に晒されても生きていけるように進化して行くでしょう。(もちろんずっと先の世代でしょうが)
経済活動を行っている以上、快適さや便利性を求め効率や生産性を追及するのは当然ながら矛盾を感じる時があります。

曲がったキュウリや大根でもいいじゃない。
虫に喰われた野菜でもいいじゃない。
エアコンをつける前に扇風機で我慢できませんか。
近くの用事は歩いて済ませましょう。
些細なことですが次の世代のことも考えましょう。
 

国際的にはブラジルの熱帯雨林を切るなとか言っていますが、これは先進国の驕りです。
先に開発を遂げた先進国がその責任を後進国に押し付けている感があります。
東南アジアの森林地帯を荒廃させたのは日本の木材買い付けが主因と言われています。
その一方で日本の森林は間伐による育成が林業担い手の減少により荒れ放題となっているようです。
荒れた森林は大雨での土砂災害の一因にもなっています。

今回の国会ではインド洋における自衛隊の給油支援活動が一つの焦点になっていますが、日本の高い技術で砂漠の緑地化を支援したり貧困国の基盤整備など国際貢献の場は他にもあると思います。
農地の保全や森林保護などに予算を回すことも必要ではないでしょうか。

皆さんもちょっと考えてみませんか。

by 小林晃




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