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病は気から

昔から言われる「病も気から」という言葉。
ある番組を見ていて、ふとこの言葉が浮かんできました。

その番組は、胃もたれを題材にして実験などをしていました。
そのなかで、検査で原因が見つけられない胃もたれがあることを知りました。
普段、私たちは胃がもたれたと感じたら、食べ過ぎを避けたり、胃薬を飲むなど対策をし、解消します。しかし、最近では強い胃もたれがずっと続き、生活に大きな影響をあたえているケースが増えているそうです。
この病気は、「機能性胃腸症」といいます。
機能性胃腸症は原因は、普通の胃もたれと同じものが多いそうです。
それがなぜ重症化していくのか?大きな要因が「ストレス」だそうです。
ストレスは胃の機能に影響を与えやすく、もたれやすくなります。
その、「もたれた……」という感覚が脳へ行き、それ自体がストレスになります。
ストレスが強くなると胃もたれが強くなります。
そして、それがまた脳へ行きストレスになる……
こういった「ストレスの悪循環」により重症化していくのだそうです。

では、このストレスの悪循環を解消するにはどうすればいいか?
それは、治療の現場などで、検査の画像を見せ、治療の進行状態を見せる、症状の改善具合を詳しく説明してもらうといった事が、安心につながるのだそうです。そして「症状がよくなってきている!」と思う事がストレスをなくしていく方法の一つだという事でした。
病気になると、人は考えが弱くなる傾向があると思います。
「あそこが痛い、ここが痛い、全然よくならない、本当によくなるのか?」といったふうにマイナスに考える事が多いのではないでしょうか?
そういうときこそ、「症状がかるくなってきた、絶対に治る」といったプラス思考が必要なのではないでしょうか?

by モナカ




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