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2002/05/17

くしら「ふれあいバス」運行始まる
高齢者の足として期待

 

 串良町では橋口貞伸町長の公約の一つでもあり、老人や学童などいわゆる交通弱者に必要不可欠な、くしら「ふれあいバス」の運行開始式が十三日、同町下方限表地区で行政やバス運行会社、地元住民など関係者約五十人が出席して行われた。
 橋口町長が「待望のバスが本日運行出来ることを皆さん方と喜びたい。発達した車社会の中にも交通手段を持たない人が多くいます。持続的に運行できると思っています」とあいさつ。
 福元義信町議会議長が祝辞を述べ、地元を代表して同地区老人会長の福満集さん(七五)が「精一杯利用させていただきます」。バス運行会社いわさきコーポレーションの西村将男常務が「町内の空白地帯を結ぶ ことによってバス利用を促進したい。月・水・金の運行ですが、今後は毎日の運行にこぎつけたい」とそれぞれあいさつした。テープカットの後、早速、お年寄りや関係者が同始発から串良平和アリーナ間を往復する第一便に乗り込んだ。
 同バスは、月・水・金に一往路二復路で二路線ずつ町内をくまなく運行し、利便性を高めるが、鹿児島陸運局から
正式認可されるまでは試験運行で、この間は運賃無料。正式認可は今月末か来月初めの予定。認可後の運賃は、大人が一回百円、子供・身障者は五十円となっている。同町上小原の是枝ユミさん(八一)は「病院に行くのにも普段は家族に連れて行ってもらっているので、便利だと思います」と話していた。

[南九州新聞 2002年 05月 15日]

 

5/11〜5/17の主な紙面(12日休刊)
05/11

海外伝染病へ万全な対応確認 −厳しい今こそ経営手腕の発揮を

養殖業総生産14万6千トン −ブリ類養殖連続全国1位

テコンドーで国際交流 −韓国体大留学生

感動の気持ちカーネーションに −母の日を前に花屋大忙し

「鹿屋分水路河川公園」建設促進を −今年も通水記念夏祭り予定

謝恩パーティ 新婚さんいらっしゃい! −より質の高いブライダルサービスを
 
05/13

加盟3百店目標にロウズィーカード −鹿屋市内で全域で使える商品券具体化へ

かのやバラ園入場者10万人達成 −有料期間中通産百90日目

赤十字活動知り、参加を −世界赤十字かのやフェア

業況依頼厳しく −中小企業金融公庫鹿児島支店まとめ

プロ演歌歌手が寿光園を訪問 −全国各地を廻り1641か所目

BSE発祥の可能性 −4頭目感染牛きょう専門家会議
 
05/14

自然体系生かした水辺に −鹿屋川の未来を語る会

港に新たなシンボル巨大錨 −志布志みなとロータリーCが創立記念に寄贈

初めての版画作品に満足 −器と絵画のギャラリー「秘恵露庵」で版画教室

子どもの自主性尊重して −6月までに市内8中学校区で実施

錦江湾眺め 手作り料理どうぞ −リピーター続出「NALSA」

同意・謝意を前面否定 −亡命者連行外務省が調査結果
 
05/15

東九州新幹線・桜島架橋を要望 −防空壕対策、山川・根占フェリー存続も

全国初東京〜小笠原間16年就航 −時速70キロで16時間運行

くしら「ふれあいバス」運行始まる −高齢者の足として期待

新規求人7百96人に対し新規求職千百73人

焼きイモ!スイートポテト!大学イモ! −南小学校低学年がカライモ植え

ふれあい・いきいきさろん −痴ほうの行動改善に効果
 
05/16

トップは3年連続竹園さん −高額納税者鹿屋署管内52人で前年比5人増

高山町農協指定金融機関に役場で調印式 −8月から業務開始予定

専用商品券で牛肉・鶏肉消費拡大へ −生産農家と商工業者の発展に一役

理想論でなく生活の実言論を −鹿屋商工会議所女性会総会

他地域の舞視察など課題に −鹿屋市高須町「刀舞保存会」総会

勝軍地蔵体内から梵字版経など発見 −垂水史談会が研修会
 
05/17

トップは2年連続大成さん −高額納税者大隅署管内21人で4人増

安全、安心で環境に優しい食料を −新規就農者13名

地元建設業の新会社設立に警戒感 −有明町の自然環境を守る会総会

社会に奉仕する地場産業目指す −斉藤理事長勇退、新理事長に小林正義氏

広域合併や福祉全般で活発な論議 −町長と民生委員が意見交換会

鹿屋女子高と鹿屋工業高が優勝 −大隅地区高校バスケットボール春季大会
 

 


提供:南九州新聞社  HOME