b-post > 地域情報「11/1は犬の日 生後2ヶ月は親元で!しつけの基本は上下関係」

2002/11/7


11/1は『犬の日』  生後2ヶ月は親元で!
しつけの基本は上下関係

 

人の生活の潤いでもあるペットの咬傷問題や捨て犬など、社会の中には人と犬との問題が跡を絶たない。
「人と犬の共生」について牧田動物クリニックの牧田明美先生(40)に聞いたところ「犬はリーダーを中心としたグループ生活をするので、犬にとって家庭が群れであり、飼い主がリーダーでなければうまく共生出来ない。犬が社会性を身に付けているかがしつけの前提で、共生のポイント」という。
生後2ヶ月、親元で生活するだけで子犬は社会性を身に付ける。生後2ヶ月以内の子犬を譲り受けたり購入しても、上下関係が身についていないため、飼い主の言うことを聞かなかったりで、しつけるのが難しくなる。
叱る時は、暴力ではなく犬を仰向けにしお腹を出し、目と目を合わせ言葉で叱る。犬は人間が思っている以上に人間の気持ちを感じ取るので、愛情を込めた叱り方をすることが必要。ただ威圧する一方では犬は萎縮した性格になり、何に対しても怯えるようになるという。また、叱る言葉は家庭内で一つに決めておくと良い。
「ドッグフードをあげても食べないから、お肉をあげたら喜んで食べた」。このようなケースでは、犬は置いてある餌を食べなければもっといいものが出てくると感じ取ってどんどんエスカレートする。その結果「お肉しか食べなくなった」と病院に連れてくる飼い主も多い。わがままで餌を食べない時は甘やかさず、他の食べ物を与えないことが重要。しかし、体調を崩し食べない場合もあるので、判断しきれない時は近くの専門家に尋ねること。
「犬が人間社会で幸せに暮らすには飼い主のしつけが重要、良いしつけをするためには飼い主が犬の本能を理解し、愛情あるリーダーとなることが基本です」と先生。
平成15年1月26日には鹿屋東地区センターで「動物愛護普及センター」が開催される。当日はNHK学園「愛犬と暮らす」講師の水越美奈先生による講演「行動学から見た家庭犬のしつけ方」が行われる。300人限定。事前入場券配布あり。


詳しい問い合わせは鹿屋保健所0994-43-3121まで

牧田動物クリニック0994 41 - 6335

 

[南九州新聞 2002年11月1日]

 

11/1〜11/7の主な紙面(3・4日休刊日)
11/1

今年も「ブロンズ像」前で慰霊祭 −文化功労者・中村晋也氏が昭和44年に創作

助け合いの精神に事業性も −県内外のNPOや一般市民ら意見交換 山川・根占フェリーNPOでとの意見も

町や市民の評価はまずまず90%を回収済 −商品券発行額1億7千万円

求人、求職ともに増加

生後2ヶ月は親元で! −しつけの基本は上下関係

1日発売!平成15年の年賀状 −購入はお早めに
 
11/2

再び水質汚濁進む肝属川 −将来的には人が泳げる昔の姿に

ねじめびわ茶全国へ −ゆうパックで受付開始

PTA活動は自分磨きの場 −PTA会長・町内会長=「男性」は昔の話

盆栽菊など200鉢展示 −菊友会の菊花展始まる

バザー収益を地元に還元、喜ばれる −そうしん高山信ちゃん会

一杯飲んで締めくくりは「田舎そば」 −深夜客にも人気、そば&居酒屋
11/5

3町枠組みに町民の判断問う −町長は反対、東串良と合併や単独も

神社賽銭箱荒らされる −垂水市内の10社被害

合併問題は全員の協力必要 −新議長に奥山康夫氏

創業32年の畜魂祀る −ダイエーセントラル牧場畜魂祭

無農薬野菜作りで表情もいきいき −グループホームふれあい

事件 −オートバイ窃盗で少年逮捕
11/6

一般廃棄物新焼却施設建設地 −肝属地区一般廃棄物処理組合

カカシで里の秋 −優秀賞はベッカムカカシ

県営特殊農地保全事業約85ヘクタール −農業経営の合理化を図る

野元観光バス −日帰り見学旅行が無料で行ける!

「華の舞」名場面から −吾妻流

新校舎祝って運動会 −創立130周年、新校舎落成記念
11/7

目標の3300万円を完売! −プレミア付市内共通商品券

大隅の農特産物など勢ぞろい −「鹿屋青果卸売市場」秋祭り

432柱の英霊に誠を捧ぐ −東串良戦没者追悼式

来年の干支「ひつじ」の焼き物生産多忙 −垂水市の工房「人形創遊」

鬼神ドンの浜下りや赤ちゃん健康祈願祭り賑う −垂水市の上之宮神社年祭

体験バスツアー参加者募集 −「バラの香水」「みかん狩り」など

提供:南九州新聞社  HOME