b-post > 地域情報「行政・産業など各分野でITの活用を推進」 |
2002/04/05 |
行政・産業など各分野でITの活用を推進
−今後5年間の方向性示す−
県は高度情報化社会の将来像と、その取り組みなどを示した「かごしま情報フロンティア21構想」を今年度から推進してる。「ITで
創る活力あふれるかごしま」を基本理念に掲げ、県内のどの地域に住んでいても安心して活力あふれる生活ができる高度情報化社会の
実現を目指す。 同構想の計画期間は、平成十八年度までの五年間。主な情報化施策について、「県民生活」「産業」「行政」「人材育成」「情報通信環境」の五分野に分け、具体的な取り組みを示した。 県民生活では、広域災害・緊急医療情報の提供により、医療機関の診療項目、入院の可否など医療情報の収集・集積を行う。また、地域間交流や障害学習、消費生活などでITの活用方策八項目を新たに盛り込んだ。 産業では、農林水産業で、県産業農産物の生産計画・出荷予測の情報提供を行えるようにするほか、かごしま材の利用促進に向け、製品の在庫量、市場市況等の情報を提供する流通情報システムを整備する。 行政では、国や県、市町村を専用回線で結ぶ総合行政ネットワークを構築するほか、申請・届出等行政手続のオンライン化、公共事業の電子化を積極的に推進する。 人材育成では、市町村にITサポートセンターを設置したり指導者の育成を促進し、県民がIT技術を習得出来る環境を整備する。また、学校教育においても、テレビ会議システム等の導入により、学校間の連携、交流を促進する。 情報通信環境の整備では、道路管理用の光ファイバーを収納する情報ボックスの整備や、道路情報システムの高度化、道路管理の高度化を推進する。 [南日本産業タイムズ 2002年04月04日](南日本産業タイムズ)
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