b-post > 地域情報「 北薩トンネルは高尾野町側から着手 −県の18年度当初予算案(債務負担行為)概要」

2006/2/28

 

北薩トンネルは高尾野町側から着手

県の18年度当初予算案(債務負担行為)概要
 

県の18年度当初予算案(債務負担行為)概要
百引1号橋が橋脚3基
大竹野工区は3基上部工発注

 平成18年第1回県議会定例会が開会した。会期は3月28日までの36日間で、伊藤祐一郎知事が年頭に掲げた(1)持続可能性(2)産業おこし(3)かごしまおこし‐3つの挑戦を具現化した18年度当初予算案をはじめとする議案を一括上程した。公共事業については一層の峻別化・重点化を図り特に、立ち遅れている高速交通体系(地域高規格道路)の整備に重点配分を行った。債務負担行為から見ると、道路建設課関連で地域高規格道路の泊野道路が高尾野町側から北薩トンネル(4,825メートル)に着手しさつま町側はまず、泊野ICランプ部を整備する。また、川辺道路の軸屋トンネルも発注を予定。道路改築事業で妙見1号トンネルと呑之浦トンネルも予算化している。橋梁関係が丸尾の滝橋、高崎山7、8号橋、第9、10船間橋、第6内之浦橋、百引1号橋、風穴橋、大竹野2、7号橋など。また、農政部関係でKAM霧島南部地区の水路トンネル、KAM伊佐地区で堆肥センター、保健福祉部で大島病院看護宿舎の解体・新築を盛り込んでいる。

 関係分では、国道448号で船間道路と内之浦道路の整備を進めている鹿屋土木事務所は、18年度に第10船間橋(PC6径間連結ポステンコンポ桁橋)の下部工(P3とP4)、第9船間橋上部工(PC3径間連続ラーメン箱桁橋)、第6内之浦橋(PC4径間連続箱桁橋)下部工(P1、P2、P3)を予定。
 百引1号橋(210メートル・5径間)の担当は鹿屋土木事務所(18年度から)。18年度にP1、P3、P4の3基を2ヶ年で整備する。現在、百引2号橋上部工を整備している。
 大竹野工区(鹿屋土木事務所の担当)は、18年度に大竹野1号(3径間連続ポストテンション方式少主桁橋)、2号(鋼単純非合成鈑桁橋)、7号(2径間連結PCコンポ桁橋)の上部工を2ヶ年で整備する。

[南日本産業タイムズ 2006年2月22日]

2/22〜2/28の主な紙面(26・27日 休刊日)

2/22
  • 北薩トンネルは高尾野町側から着手 −県の18年度当初予算案(債務負担行為)概要
  • 船間、内之浦道路で橋梁推進 −軸屋や妙見1号、呑之浦トンネルも発注
  • 風穴橋上部工を18、19年度で整備 −大竹野工区は3基上部工発注
  • 協会加世田支部の安全パト −整理整頓され参考になる現場
  • 新しい歴史を築く −中央高校の大規模改修工事竣工
  • 薩摩川内市の特別会計当初予算案 −水道事業会計当初予算案 7,145mの老朽管更新 
2/23
  • 日当小改築、青葉小増築に着手 −霧島市の18年度一般会計当初予算案
  • 隼人駅東地区土地区画整理事業で区画整理法の手続き開始 −総合治水対策基本計画など策定
  • 海釣り公園の釣り台復旧へ −第1回定例会で個人質疑
  • 県土木部の課別当初予算案 −道路改築に233億円
  • 10施設で指定管理者制度 −28日に公民館で説明会 日置市
  • ナフコが串木野に店舗 −県が開発1件を許可
2/24
  • VFM算定結果で5.1%の削減効果 −鹿児島市 新鴨池公園水泳プール(仮称)のPFI導入可能性調査結果
  • 低学年用プール設置など8件盛り込む −吉田小学校移動建設基本計画素案に対するパブコメ
  • マリンポートかごしま整備状況 −残事業費は約79億円
  • 地熱発電開発費補助金補助事業の公募 −来月下旬から5月上旬予定
  • 広木駅駅前広場基本計画(素案)を発表 −バス乗降場やロータリー設置
  • 入居時の所得制限なし −南さつま市が大野団地借上調印式
2/25
  • 鴨池公園水泳プールは更なるコスト縮減で推進 −鹿児島市の行政評価(事前評価)結果
  • 人工芝サッカー場近く発注 −地域交流センター(633平方メートル)など整備 南さつま市
  • 都市緑化フェアの誘致検討へ −九州新幹線前線開業時の23年度
  • まちづくり推進に21億円 −道路新設改良は11億円 鹿屋市当初予算案の概要
  • 公共下水道事業会計当初予算案 −寿西部汚水幹線は2千メートル
  • 水道事業会計当初予算案 −拡張工事に3億8千万円
2/28
  • 廃棄物埋立護岸上部工など推進 −来年度予算案に22億8,394万円
  • 松陽台団地(約160戸)に着手 −公立学校の耐震診断率22.8%
  • 食品リサイクル施設設備9億6千万 −多目的グラウンドなど整備
  • 県推進工事協会の通常総会 −推進工事技士資格の取得推進など
  • 県設備設計事務所協賛助会員の総会 −更なる受注拡大を図る
  • 改修工事の積算に60人 −建築積算協会九州支部が研修会

提供:産業タイムズ  HOME