準 備
1.着替えることを本人に伝え、了解を得てから、着替える衣類を確認します。
2.排泄の有無を確認します。
3.室温を22〜24℃に調節し、カーテンやスクリーンでプライバシーを保護します。
4.また、タオルケットの下で行い、できるだけ露出部分を少なくしましょう。
5.寒い時期には、着替える衣類と介助者の手を温めておいて下さい。
6.何枚かの衣類を着せるときは、一つに重ねておきます。
7.発汗や失禁などで皮膚が汚れていたら拭き取り清潔にします。
8.着替えの際に合わせて皮膚の観察を行いましょう。
手
順
1.できるだけ本人に近づき、健側からら汚れた着物を脱がせ、身体の下に押し入れます。
2.健側を下にし、背中側から汚れた着物を引出して患側を脱がせます。
3.側臥位のまま患側に新しい着物の半身を着せ、もう片側の半分は身体の下に押し入れます。このとき紐 を締める位置に入れておきます。
4.仰臥位に戻し、新しい着物を引出し健側を着せます。
5.着物の前身ごろを合わせ脇線を足元に引き、背中のシワやタルミを伸ばし、襟を整え、紐を結びます。
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