いろんな葬儀

 時代とともに葬儀についての考え方も変わり、宗教にとらわれず、また、習慣やしきたりにこだわることなく様々な葬送を選ぶことができるようになっています。こういった葬送は、故人の生前の希望による場合が多いようです。故人の遺志も尊重しつつ、喪家や会葬者の気持ちを大切にした式になるよう心掛けましょう。

 

自由葬・散骨・密葬

■自由葬

 自由葬とは、一切の宗教色を無くした葬儀のことで、故人の生前の希望や遺族の意向により行われることがほとんどです。読教の変わりに故人の好んだ音楽を流したり、斎場ではなくホテルで行ったりと様々なやり方があるようです。

 ただこういった葬儀方法は、式次第の基本を押さえ、メリハリを付けるなどの工夫が必要になります。

 無宗教で行う場合にも、会場の手配、棺の用意、霊柩車、火葬の手配などが必要になりますので、葬儀社にその旨を伝えて依頼するといいでしょう。

 自分が無宗教による葬儀を希望するときは、遺族に承諾を得ることを忘れずに。

■散骨

 遺骨を埋葬(納骨)せずに粉末状にして海や山などに撒いて供養します。

 部分的にでも散骨の遺志があるなら、骨上げの際に分けておいてもらうよう、葬儀社などに手配しておきましょう。

■密葬

 本葬の前に行う仮の葬儀のことを密葬といいます。密葬と呼べるのは、外部に告知ぜす本葬の前に遺族と親族だけで行うもののみになります。また、本葬の予定がないものは密葬とはいいません。

 しかし、最近では本来の意味とは異なり、「ナイナイに葬儀をしたい」「身内だけで送り出してほしい」など故人の生前の希望によって、大げさにせず、ひっそりと行う葬儀のことを密葬と呼んでいることが多いようです 

 

 

ペット葬

 

 ペットが死んでしまったら、大切に葬ってあげることが何よりの供養になるので、ぜひ専門業者にお願いしてみましょう。業者によって方法や金額は違いますが一つ紹介したいと思います。

■ペット葬

遺体を預かり、火葬します。専門の火葬場で個別に一体ずつ火葬されるので、希望があれば遺骨を残すこともできますし、火葬場まで立ち会い、骨上げや読教なども可能です。葬祭室で葬儀を行うこともできます。

 遺骨は納骨堂で保管してもらい折に触れて供養へ出向くことができます。希望すれば持ち帰ることも可能です


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