カラスノエンドウ(烏野豌豆) | |
マメ科 越年草 |
@データ | |
マメ科の越年草。草は3〜7対の小葉を羽状につける。4〜5月頃、紅紫色の柄が短い花を葉の付け根から咲かせる。つる性で、葉は四角柱、地上には、60〜90cm程に伸びる。サヤエンドウに似たマメをつけ、熟すと黒くなることから、カラスノエンドウという名があります。 |
A採り方 | |
早春には、草はまばらですが、暖かくなってくるとつるがよく伸び、こんもりとしたかたまりになり、見つけやすくなるので、できるだけかたまって生えている場所を探し、若葉や、柔らかい葉先や茎、花、つぼみを選んで摘み採ります。さやは、若く柔らかいものだけを選びます。花が落ちてしまったものは、堅くて味もよくないので食用には適しません。 |
B食べ方 | |
堅くならないうちにすばやく湯がいて水にさらし、しぼってお浸しや、酢の物、クルミやゴマで和え物にします。芽や葉茎はそのまま天ぷらに。花や若いさやは、他の具と合わせてかき揚げにするのも良いです。また、若いさやについては、昆布とかつお節でだし汁をとり、しょう油、酒、みりんで味をつけて煮て、溶き卵を入れて食べるのもおつなものです。 |
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