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骨粗しょう症とは? |
●症状と原因 |
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骨粗しょう症とは、骨がスカスカになって、もろく、骨折しやすくなる状態をいいますが、このような状態は、高齢者、特に骨から血液へのカルシウムの流出を防いでくれる女性ホルモンが激減した閉経後の女性に多く見られます。骨は、体重のかかる脊椎から衰えるため、最初は、腰や背中がだるくなり、やがて痛みに変わっていきます。症状が進むと、ちょっとした転倒やつまずきでも骨折してしまう事があり、また背骨がもろくなって折れる事もあるので注意しましょう。 |
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●骨粗しょう症予防のおすすめ健康食材 |
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(1)でも説明したように、骨を作る成分であるカルシウムとコラーゲンを補給できる食材を取り、適度な運動をしてカルシウムやコラーゲンが吸収されやすいように努力する必要があります。骨粗しょう症は、もともと女性のほうがかかりやすい病気と言われていますが、その理由として 1.女性は骨が細く、食事の量も少ないため、カルシウムの貯蔵量が男性より少ない 2.出産などでカルシウムを失う 3.更年期で、女性ホルモンの分泌が止まる 等をあげる事が出来ます。骨粗しょう症で年をとってから足腰の骨を折れば、たちまち寝たきりになってしまう事もありえる訳ですから、特に女性は若いうちから意識してカルシウム等を多く含む食材をとるように心掛けましょう。一応、カルシウム等を含む食材として以下のようなものがあげられますので、参考にして下さい。 @乳製品 カルシウムを豊富に含むのは、牛乳やヨーグルト等の乳製品です。体への吸収を考えると、乳酸カルシウムという吸収のよいタイプが含まれる乳製品のほうがより効率的です。 A緑黄色野菜 小松菜や大根の葉、チンゲンサイ等の緑黄色野菜には、多量のカルシウムが含まれています。 B干しシイタケ カルシウムの吸収と骨への沈着を促すのが、ビタミンDです。シイタケは、中に含まれるエリゴステロールという成分が日光に当ることで、ビタミンDに変わります。シイタケそのままでも体によいものですが、ビタミンDの摂取を目的とするなら干しシイタケのほうがより効果的です。 C大豆 女性ホルモンは骨からのカルシウムの流出をくい止めます。これに似た働きをするのが大豆や大豆製品に含まれるイソフラボンです。 Dフカヒレ 軟骨部分の組成には、コラーゲンという繊維状のタンパク質が必要です。これを含むのがフカヒレやサメの軟骨、手羽先等です。 (注)上記の他に、カルシウムを含む食材としては、小魚、海藻等があります。 |
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骨粗しょう症予防のアイディア料理 |
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アユのきも焼き★ |
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●材料 |
●作り方 |
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アユ・・・4尾
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●食後の効果 |
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アユはビタミンA、B1、B2が含まれている栄養価の高い魚です。内臓もいっしょに食べるとビタミンDも摂取できるので、カルシウムの吸収をよくして骨を丈夫にしてくれます。ただし、栄養価を逃さないためには、内臓は加熱して食べるとよいでしょう。この他、カルシウムをたっぷり含んだ魚介類にはドジョウやカワサギ、タニシ、皮付き干しエビ、煮干し等がありますから、これらの食材を使った料理で、骨粗しょう症を予防しましょう。 |
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