みんなの協力あってこそのVisitOsumi

3月から始まったVisitOsumiのレポートも、いよいよ今回で最終回です!

インバウンド関連のニュースに、ルーシー先生のセミナーでもあった日本の未来予想図が現実味を帯びてくる今日この頃。鹿屋商工会議所の今年度の目標にも「マリンポートかごしま及び鹿児島空港等を活かしたインバウンド拡大促進」といった項目も盛り込まれるなど、めっちゃ田舎の大隅半島でも、「インバウンド」という言葉がじわーり、じわりと身近になってきているような?
 

 

何の知識もない、外国人との面識もない、英語だって話せない・・。

そんな ないない尽くしから始まったVisitOsumi。これからインバウンドに取り組もうという方には、少しでもヒントになったでしょうか?

とりあえず何をするにも、自分が勇気をもって行動しなければはじまらない!というのが伝わっていると嬉しいです。その「自分が立ち上がって」というシーンで思い出すのが、一人の男性が始めるダンスが、まわりのみんなを巻き込む有名な動画です。

1回目のVisitOsumiをなんとかこなし、次の2回目につながり、失敗と成功をくりかえし、わかることがある。発見がある。自分が動いた分だけ、そして、それに真剣に向き合っただけ答えが返ってきます。

その返ってきた答えの中の一つが、社長がルーシー先生に言われたインバウンドの核心です。
それは、あらゆる商売の基本なんだと思います。近江商人の「三方良し」という言葉もありますしね!

そして、その「核心」は、「共創」であり「協働」という
これからの時代のキーワードにつながっていくんだと思います。

みなさん「イノベーション」ってご存知ですよね?

ではイノベーションの作り方はご存知ですか??

イノベーションは「知」×「知」のかけあわせで生まれます。

掛け合わせる「知」の一つは自分、そしてもう一つの知は「外部の知」じゃないと生まれないとか。

「外部の知」とは自分たちの会社内ではなく、関係のない人、遠くにいる人の「知」です。関与先・商工団体・はたまた県外、海外の「知」です。

身近な事例もたくさんありますよね。「海外の人が日本の良さを知って商売につなげる」とか。「県外から来た人が、その町の魅力に気付いてアドバイザーになる」とか。

近年、経済産業省が「“オープン”イノベーション」と言っている、それに「外部の知」が当てはまるのではないでしょうか。

 

 

今回の2回にわたるVisitOsumiを通じて、協力企業や留学生と一緒に新しい価値を創りあげる「共創」や、たくさんの協力団体とともに同じ目的をもって活動した「協働」を通じて生まれた「知」に、ルーシー先生たちの感涙もののポジティブな「知」が加わり、「オープンイノベーション」のはしりを体験できたような?!


 

それができたのは、めっちゃ田舎の会計事務所だからこそだと思います。

巡回監査※とか、様々な活動を通じて地域に密着して、ちいさくても色んなつながりがあって、そのつながりの先に・・・

自分の住んでいる大隅半島の魅力を知ってもらいたいと思っている人がいてくれたからこそ!

この大隅半島の未来を担う子供たちのために、今、自分にできることを・・・と立ち上がってくれた人がいてくれたからこそ!

私たちの想いに共感してくれた、たくさんの信頼できる人が、すぐ近くにいてくれたからこそ、全くの畑違いの「インバウンド」に取り組むことができました!!

さぁ、この「経験」と「知」を活かして作り出す、めっちゃ田舎の会計事務所のその先とは?

とりあえず、おしまい♪

 

※「巡回監査」とは?
毎月、関与先を訪問し、会計の帳簿や資料が会計基準や税法などと照らし合わせて正確に処理ができているか、適時に入力されているかを確認し、真実性、実在性、網羅性を確かめ指導すること。

 

Written by ちるちる

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