ミツバアケビ(三葉木通)
あけび科
落葉植物

 

@データ
 ミツバアケビは通常は山野に自生しますが多少標高のある所にも適応します。花が終わり。9月から10月になると、つるの先に俵形の果実をぶら下げる姿はなかなかユニークです。実が熟すと縦に裂けて、白い果肉を実らせます。

 

 

 

 

A採り方
 ほかの樹木につるを巻きつけて成長するため、果実は高い場所にあります。木に登るか、枝を引き寄せてナイフで切りとるか竿の先に鎌をつけたもので切り落とします。つるや木の枝は、必要以上に引っぱったりして傷つけないように落としましょう。新芽を採取するときは、10cm〜20cm程に伸びたものを選び、自然に折れる所から摘み取ります。

 

 

 

 

 

 

B食べ方
 果肉を生食すると、トロリとした甘さが口一杯に広がります。完熟したものを果実酒としてもおいしいです。果皮は苦味が強いので、味噌炒め、あるいはひき肉などを詰めてオーブンで蒸し焼きに。新芽はゆでて水にさらし、ほどほどに苦味を抜いてから、和え物。お浸し。汁の実などに利用する。
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