Visit Osumi 2017 手作りの旗

みんなを情熱の渦に巻き込んで!

ルーシー先生の参加が決まったことで動き出した「Visit Osumi2017」。タイトルも「ルーシー先生と行くVisit Osumi」と名付けました。

「あのルーシー先生が参加してくださる!!」と鹿屋市をはじめ、各所に報告に回る社長。みんなから驚きの声が上がるとともに、このチャンスを活かさなきゃ!という活気でいっぱいになりました。

そして社長の情熱が色んな人を巻き込みながら、Visit Osumiのプロジェクトが進みはじめました。なんといっても、今回は肝付町の観光協会にもご協力いただけることになりました。地域を超えて協力するってカンタンなように思えて難しいことです 。それが難なく実現できる嬉しさ。みんなこの大隅半島の未来を明るいものにしたい・・・!という想いは一緒なんだと感じました。

前回の反省を踏まえ、旅行プランの作り込みやホームページ・チラシ・旅行パンフレットの作成も進みます。そして、すべてが初めてではないので若干の余裕もあり「今回はこんなことができるんじゃないかな?」と、おもてなしグッズなどの作り込みも始まりました。

この連載も、当時の会議議事録を見て書いていますが・・・見返したくないくらいのボリュームです。よくがんばったなぁ・・・と思います。やはり「笑顔を見たい人がいる」と、「こうしたい」という想いがあふれてきて、自然と動いてしまうんです。しかし、その想いもちゃんと線引きをしなければならないというのが、今回、ルーシー先生から学んだことの一つでもあります・・・。ほんと うに。ルーシー先生と一緒に旅行したからこそ、身を持って体感できたこと、心から「そうだ!」と思えたことがいっぱいです。

Visit Osumi2017旅行企画について

 
目的 鹿屋大隅地域の観光資源(自然、店舗、商製品、飲食、宿泊、健康グッズ、特産物、体験型施設、スポーツ施設他)を、日本国内に住む留学生や研修生等の外国人に知ってもらい、訪れて見る価値のある地域であることをブログやフェィスブック等のソーシャルメディアを活用してアピールしてもらう。そして、出身国の人々に知ってもらうことで日本観光の訪問地としての選択肢に鹿屋大隅地域を位置づける動機づけ。
参加者への協力依頼 ・参加者が使っているSNSでの情報発信
・各企業が用意したアンケートへの回答
対象 日本に留学中の外国人学生・研修生
募集人数 20名
参加費用 0円(事業者が各自負担)
行程 こちらをご参照ください。
協力事業者(訪問順) ・株式会社桜開発
・創作料理 虹の笑
・内之浦宇宙空間観測所
・有限会社大黒(かのや大黒グランドホテル)
・大衆酒場ハイカラ
・小鹿酒造 株式会社
・株式会社えいらく(榮樂寿司)
・垂水大豆館(有限会社木場商店)

2017年9月 〜前回の参加者も応募してくれました♪〜

5月16日から9月29日まで募集した結果。

応募総数31名。前回の約半分です・・・。

応募者31名 分析データ

県内か県外か   出身地 24ヵ国から応募がありました
 
中国 16
インドネシア 4
韓国 2
タンザニア 2
エジプト 2
ベトナム 2
バングラディッシュ 1
ナイジェリア 1
ネパール 1

 

 

男女比率   年齢層
 

 

 

学校別   大隅半島を知っていますか?
 

 

 

鹿屋市を知っていますか?   一番楽しみな体験はどれですか?
 

 

そんなに魅力的な企画じゃなかったのか!?というわけではなく(と、信じてます)
留学生が応募する時に壁を2つ用意したからだと思います。

壁「1」

前回、「鹿屋がこんなに遠いところだとは思わなくて・・・」と断られることが多く、心が折れました。
そこで、応募する際に「集合場所の鹿児島中央駅にどの手段(新幹線・バス・車・電車)で 来ますか?」という項目を増やしました。これで、自分が住んでいる場所からどれだけ離れているのか?と考えてもらえたと思います。

壁「2」

応募する際の「同意事項を10項目→17項目」へ。前回、この17項目は当選した方に送り、同意を得られた際に正式に申込みという形をとっていました。しかし、初めからわかっていることです。応募者数で誇る企画でもないですし、少しでも手間を省きたい(断られるの、本当に辛いんですよ・・・。そこまでメンタル強くなーいデス。)・・・という訳で、全てに同意しないと、次のページに進めないようにしたのです。

そんなわけで、この2つの壁で、応募を諦める留学生、多数だったのです。

あぁ・・・やっぱり参加者決定は難しい!!

参加者11名 データ

男女比率   学校別
 

 

出身国   年齢層
中国 6
インドネシア 2
韓国 1
ジンバブエ 1
エジプト 1
ナイジェリア 1
 

そこまでしたのですが、やはりこの参加者決定が難しい・・・。

「すみません、今とある外国にいまして・・・」とか。
「ハラルに対応できません」といっているのに、応募していたり。
(慣れない英語での説得に、かなり疲れました)

特にこのハラルは相手の一生を左右する問題です。ご協力いただいている事業者さまは普段から外国の方に接しているわけでもありませんし、ましてやハラル対応(豚肉・アルコール厳禁)のお料理なんて未経験です。日本料理に使う調味料、醤油・味噌をはじめ、みりん・酢などは、基本的にアルコールが入っているんです。おもてなしでせいいっぱいなのに、そこまで配慮できる余裕はないので断っていたのですが・・・。

そして今回も参加が決定したあとも
「すみません、やっぱり行けなくなりました」といったことが何度かありました。

やはり無料だからか簡単にキャンセルされてしまう。

Visit Osumiはお金がありあまって、やることがなくて、やっているわけではありません。
遊びでしているわけではないのです。
もちろん前回の反省で「少しでもお金をもらったら、キャンセルは防げるのでは?」という案もでましたが、業法的なことも考えると難しく・・・。

・ ・ ・。
ルーシー先生が社長に言った「あの一言」。
「そんなことはない・・・と信じたい・・・」と目を背けたあの一言が、
少しずつ、みんなの心の中で現実味を帯びてきたのでありました。

ルーシー先生のお迎えに、いざ鹿児島空港へ!

「大隅半島のいいところを知ってもらいたい」
「楽しんでもらいたい」と、いくらやっても「したりない」くらいに準備で目まぐるしい日々を過ごし、あっという間にルーシー先生にお会いできる日がやってきました。

レンタカーを借りて、保険に入って。シローさんが社長とスティーブンさんを車に乗せ、ルーシー先生「たち」をお迎えに鹿児島空港へ向かいます。

この日は残念ながら曇りです。ルーシー先生から「大隅半島は海が魅力なのでは?海が見たいです!!」と事前にいただいた要望に応えたくて、せっかく海岸線を走る ようセッティングしたのに、美しい景色を見せることができません。残念だなぁ・・・と思いながら見送りました。

ルーシー先生たちに大隅半島はどう映るのか・・・

「ルーシー先生にがっかりされるんじゃ」 「こんな遠くまでお招きして申し訳ない」とうい気持ち、そして、もしかしたら・・・という期待。ついでにお気楽B型の「まぁ、なんとかなるさー」の気持ちがいっぱいの!!どっきどきの「ルーシー先生と行く!Visit Osumi」スタートです!! 

Written by ちるちる

第3回へつづく。

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