2017年11月8日。あのルーシー先生が、鹿屋市に来てくださいました。
とぉ〜っても大切なことなので、最初に書いておきますね。
ルーシー先生の講演会が近くであるときは、
絶対、絶対、ぜ〜ったい行くことをおススメします。
さすが、みんなの応援をするために頑張っているルーシー先生です。ルーシー先生の大ファンの方から、ルーシー先生のことを全く知らない方まで、参加したみんなが元気いっぱいになっていました。 終始、笑顔が絶えないセミナーでした。
セミナーが始まる前に、ルーシー先生たちに少しでも大隅半島を知ってもらおうと、鹿児島空港から鹿屋商工会議所に到着する間に、木場商店( 鹿児島の独特のお醤油を使った”醤油アイスクリーム”)さんや、みなと食堂(鹿屋特産”かのやカンパチ”) さんに立ち寄ってもらいました。 スケジュール的に急ぎ足かな?と思ったのですが、予定よりスムーズに移動ができ、各所でのんびりしていただけたようで安心しました。そして、この時の様子をルーシー先生のFacebookに載せてもらえるとは思わず・・・。感謝感激です!! |
ルーシー先生が鹿屋商工会議所に到着し、会場の下見に来られたときに初めて”生”のルーシー先生を見ました。メールでのやりとりしかしていなかったルーシー先生は、とっても小柄な方でした!写真や映像から、とっても背が高いんだろうなと思っていたのです。 大きく見えるのは、やはり持っているパワーが違うんですよね!!そして、本当に瞳がきれいで、きれいで・・・。「うわぁ・・・外国人さんだぁ・・・きれいだなぁ・・・」と、”人見知り”と”照れ”を発揮してしまい、ダメダメなご挨拶をしてしまったのが心残りです・・・。
今回来てくださったのはこちらの3名。
事前に大隅半島の観光スポットに対してのアドバイスなどもいただきました。的を得たアドバイスに社長も感心していましたよ。こんなにいたれりつくせりで・・・本当にありがたかったです。
NHKしごとの基礎英語でビジネスアドバイザーも務めていらっしゃる株式会社 ジャーマン・インターナショナル代表取締役 ルース・マリー・ジャーマン様。アメリカ ノースカロライナ州生まれハワイ州育ち。ボストンのタフツ大学ご卒業後株式会社リクルート入社。その後、株式会社スペースデザインに在籍。マーケティングと事業開発の統括者として働く中で、国際的に活躍する4万人以上のプロフェッショナルと出会い、アジア・ヨーロッパを飛び回り、経験を積まれ2012年に「株式会社ジャーマン・インターナショナル」を創業。 現在、チームメンバーと50名の「JI Core 50」と ともに、日本のグローバル化支援と外国人を対象としたマーケティングやプロモーション・モニタリングなど、国内外の企業と 新たなマーケットとの 橋渡しに尽力されていらっしゃいます。 |
ルーシー先生より「よいところ」発掘のプロです!とご紹介いただいたジャパニーズ・グレイツ株式会社 代表取締役社長 マイケル加藤様。アメリカ カリフォルニア州出身の日系三世。1987年日本へ来日、永住権を取得し東京を拠点として教育、出版、インフォメーションテクノロジー、観光ビジネスなど様々な業界で活動をされていらっしゃいます。 現在はインバウンドビジネスや中小企業の優れた製品の 国際マーケティングを顧客視点を大切にして、コンサルティングを行なっていらっしゃいます。 |
ルーシー先生より「現場主義プロモーションのプロですので鹿屋市を応援するにはぴったりな方です!」とご紹介いただいたNPO「セゴ イニシアチブ」代表。慶応大学 環境情報学部 講師 アラナ・ボンジ様。旦那様のミシェル・ボンジさまと鹿児島県出水市と薩摩川内市に約6年ほど住んでいた ご経験もあるんだそうです! 神奈川県にあるNPO「セゴ イニシアチブ」は「藤沢ビーチクリーンプロジェクト」の活動を通して誕生しました。そこで、企業に対してボランティアの機会を作るとともに、地域住民と外国人がお互いに知り合う機会そして手と手を取り合い、家族のように接しながら活動できる機会を作っています。また、フランスの折りたたみみ式ヨット「ティワル」の日本での販売マーケティングを務めるなど幅広い分野でご活躍中です。 |
いよいよ定時を迎え、大きな拍手の中「国内外のグローバル層誘致に向けた効果的な鹿屋大隅地域の魅力発信方法」セミナーが始まりました。 |
会場には 「グローバル層に商品やサービスを提供したりピーアールするには どうすればいいの?」という方 「子どもたちが 英語に慣れ親しめるように会社を作りたい」という方 |
なんとか会場いっぱいに集客はできましたが、もっともっとたくさんの方にルーシー先生のお話を聞いてもらいたかったです。大隅半島では「インバウンド」という言葉すら、ごく一部の人しか知らない状況な上に、ルーシー先生のことを知っているのも国際交流に関わりのある方々くらいだったのです(私も社長がお会いしなかったら知らなかったと思います)。
こんな状況でルーシー先生にお話しいただくのを心苦しく思っていましたが、社長が東京の講演会でルーシー先生の話を聞いて 「鹿屋・大隅半島の人たちにも聞かせてあげたい!」 「みんなも自分と同じようにルーシー先生から元気と勇気、ヒントをもらって行動に移してほしい!」 と熱く語るので、私自身がルーシー先生のお話をとっても聞きたかったのです。 その気持ちを裏切らない内容は、とてもわかりやすくて、面白くて、もっともっと聞きたくて。ルーシー先生の実体験と、データに基づく内容に、とても希望が持てるものでした。弊社スタッフの感想も一部掲載しますね。 |
インバウンドに対しての考え方が変わりました。外国人に合わせるのではなく、ありのままの日本(ヒト・モノ)を見せて情報発信することの重要さが理解できました。 特に説明することについては親切丁寧にすべきであると思います。異なる文化や生き方を理解して歩み寄るイメージも大切だと感じました。価値づくりについて今後関与先等へも投げかけていきたいと思います。 外国人観顧客への販売促進は、日本人が当たり前、または説明不要という点を説明しなくてはならない反面、相手にとってはとても興味深いものや関心の高いものとなる可能性がありますので、生産者の意図を分かりやすく伝えるという技術を磨く必要がありそうです。 ルーシー先生の話は、全ての事業者の販売手法に通じる方法だと思いました。いかに、付加価値を付けて売るか、それが自分たちの生き残る手段なのだと思います。デフレで苦労するより、付加価値で苦労するほうが、やりがいがあるのではと思います。価値の創造が大事であり、自分の仕事の取り組み方も、変えられるようにしていきます。 |
|
|
面白くて時間が過ぎるのが早かった。参加した方々が盛り上がっていい話だったとお礼を言われました。今後は、来年に向けて、ルーシー先生が言っていたように各行政機関、商工会議所、観光協会、民間が連携するために、まずは商工会議所が音頭を取って連絡協議会を発足させる。すでにあれば、今度のセミナーを機に活性化させることが必要と感じました。 情報 発信する際に、今の状態に詳細な説明を行い、自分らしさ・アイデンティティーを持って、自信を持って発信すべし。また、異なる文化の人たちが到来しているので、自分たちの考え、ルールが正しいと思わず、他国の風習・モラルも考慮するようにして対応する事が大切で、今後のリピーターに繋がるコツである。一辺倒を見て、判断するのではなく、全体・前後をみて接していける対応能力が必要だと感じました。 外国人同士でも英語が伝わらず、聞き返すこともあるということなので、英語の苦手意識を持たず、外国人と接することができればと思いました。 マイクさんが言われていた、伝統の技で邪道に進むことで新しいものが生まれるといった話は、ものづくりの王道だと感じましたし、何もないということの価値といった言葉は、ついつい忘れがちですが最も基本的で大事なことだなと感じました。今後に活かしていきたいと思います。 |
大盛況に終わったセミナー後の懇親会で、またお話を伺うことができ、幸せな一日を終えました。
明日はいよいよルーシー先生と留学生と一緒に大隅半島の旅スタートです♪
Written by ちるちる
Copyright (C) 2018 Visit Osumi. All Rights Reserved.