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出発する時はまだ真っ暗。まずはお世話になるバスガイドさんと運転手さんにご挨拶。
今回のバスガイドさんは、前回のバスガイドさんと家が近所で、2016年のVisitOsumiでのことを聞き、
事前準備をしていてくださいました。なんて頼もしい!
運転手さんは昨年もお世話になった方です。知っている方がいると安心感が違います♪
バスの中でバスガイドさんや運転手さんも一緒に最終打ち合わせをしながら、
今回の留学生が日本語がどれ位OKなのかなどいろいろと心配事はつきませんが、
ここまで来たら引き返せません。
「いざ!留学生の待つ鹿児島中央駅へ!!」と外を見ると、
真っ暗だった空もだんだんと明るくなってきていました。
「どうか、今回の旅行も無事に成功しますように!」と朝日にお願いをして
バスは一路、留学生の元へ。
途中にみえた桜島はまるで浮いているよう。
鹿児島のシンボルともいえる桜島は、「赤富士」や「ダイヤモンド富士」といった様々な表情を持つ富士山のようにいろいろな顔を見せてくれます。今回出会う留学生たちにも、いろいろな顔を見せてくれるといいなぁと思います。参加者の中には福岡からやってくる留学生もいます。ちょっと慣れてきた土地から遠く離れて一泊二日。自分で申し込んだとはいえ不安に思っている留学生も多いはず。不安や緊張を少しでも減らして、最後は心からの笑顔で帰ってもらえれば…。
しかし、VisitOsumiは留学生の思い出づくりのためだけの企画ではありません。大隅地域の活性化に繋がることを・・・と、多くの方々に協力をいただいています。陸の孤島と呼ばれるこの地域にどうすれば外国人観光客を呼び込むことができるのか?そのために足りないものはなにか?必要なことはなにか?その核心に少しでも迫れるように頑張らなければ!!
今回は最初に間近に 昨年の帰りにみた潜水艦を今年も見ることができましたよ。 |
途中、渋滞などがあり「到着するのは時間ぎりぎりかなぁ」と、運転手さん。集合場所は長時間の駐車はダメなので、これ位がちょうどいいのですが、心配で連絡を下さる留学生の方もいらっしゃいました。日本人は時間を守るという認識が浸透している証拠かもしれませんね。 バス到着時にはほとんどの方が集まっていてくださいました。留学生を前に、第一声、「ハロー」というべきか「こんにちは」というべきか迷っていると、皆さん流暢な日本語で「おはようございま〜す。」と声を掛けてくれました。 その声にほっとして、あいさつを交わしながら、ネームプレートを渡し、バスが桜島フェリーに乗船しました。 わずか15分という短い船旅ですが間近に見える桜島を楽しんでいただけたようです! |
青い空に映える雄大な桜島。まさに写真撮影日和! |
前回のとても頼もしい助っ人、日本語も英語もばっちりな鹿屋市国際交流員のスティーブンさんがまだ合流していない今、英語があまり得意ではない(むしろ苦手かも・・・?)スタッフが虹の笑まで皆さんを案内しなければいけません。 なんと英語じゃないと通じないという方も中にはいらっしゃる状況です・・・。 さぁ、どうしたものか?!
それはもう頑張るしかありません!気合です! 「That is Kaimondake.(あれが開聞岳です。)」 何はともあれお天気はとってもよく、青空が広がっています! これは絶好の写真撮影日和と喜び勇んで行ったところ…予想外の人!人!人! 小学生の子どもたちからお年寄りまで、下見していた集合写真の撮影スポットは大混雑! しばらく待って「はい、チーズ!」。記念すべき最初の集合写真はバスガイドさんが撮影してくださいました。 |
赤い鳥居と海のコントラスト。ここは前回のVisit Osumiでも好評だった場所。時間に余裕があったので、立ち寄ることができました。鹿屋市のパンフレットの表紙にもなっているおすすめのフォトスポットです。
今回は大隅アートライブ展が開催されていたようで、普段は目にすることのできない通り道ができていました。
萩原 貞行さんの「とおりゃんせ」という作品らしいです(ちょうどテレビの撮影も来ていました)。
トイレ休憩も兼ねて、つかの間の自由時間。岩の階段を登るとお参りをするところがあるのですが、急な階段
ですし(綱を掴んで登ります)、何より3〜4人もいると窮屈な場所なので全員というのも・・・。
そんなわけで、スタッフが付き添って行きたい方だけお参りしたり、バスガイドさんがお話しされた梅の形の貝殻を探す方など過ごし方はそれぞれです。印象的だったのは中国の方が水切りをしていたこと。シュタタタタッいう感じで見事に水の上を石が跳ねていきます。 てっきり日本の遊びだと思っていた水切り。調べてみると世界中、ある程度の大きさを持つ水面と石のある場所であれば、どこでも見られる遊びだそう。へぇ〜!こうやって普段はあまり知ることのできない共通点を知ることができるのも、座学ではなく体験ならではなのかなぁと。
前回参加された方は、今回も同じ場所で写真撮影♪いい記念になりそうです。
中には砂浜に「visit osumi」と書いてパチリ。
フォトジェニックな1枚になってます♪
ここで今回のゲスト「ルーシー先生」ことルース・マリー・ジャーマン先生、マイケル加藤先生、アラナ・レミー・ボンジ先生と合流です。
そして鹿屋市国際交流員のスティーブンさん、弊社社長、シローさんとも合流です。
スティーブンさんには前回に引き続き、準備段階から大変お世話になりました。
もちろん旅行中もお世話になります!本当に頼もしいです!スティーブンさん!!
虹の笑さんは41年前に造られた家が 柱やテーブルに触れたり、 シェフ、奥さんとても素敵な笑顔での見送りを |
弊社社長より今回の企画の趣旨の説明、シェフからの挨拶があり、自己紹介タイムがはじまりました。 自分の会社やお店を持ちたい、民宿をしたい、翻訳の仕事をしたい、教授になりたい、主婦になりたいなど皆さん夢は様々。 全員で記念撮影をして、シェフと奥さんの笑顔に見送られ、次の目的地へ! |
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岸良海岸に到着すると肝付町観光協会のスタッフの方々が「ようこそ肝付町へ」と垂れ幕を持ってお出迎えをしてくれました! ルーシー先生が靴を脱いで砂浜に行ったのをきっかけに、皆さん次々に靴を脱いで海へGO! 岸良海岸を後にして、バスは肝付町国際交流員イチハラサエさん、肝付町観光協会の加治木さん、地域おこし協力隊の田中さんも一緒に次の目的地へ。 |
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ここは、参加前のアンケートで期待度ナンバー2の場所。普段見ることのできないロケットに皆さん興味津々です。 案内役を務めてくださったのは馬渡さん。 |
大黒グランドホテルでチェックイン。その後、ハイカラへ歩いて移動。
到着するとAIAスタッフが座る席のくじを持って、お出迎えしてくれました。
自分の業務を終え、手伝ってくれるスタッフ。協力に心から感謝です!
店長から「ゆっくりと楽しんでください。」との挨拶、ゲストの方から乾杯の挨拶をいただきました。
そして「いざ!ご飯!!」。海ではしゃいだりしたので皆さんお腹ペコペコのはずです。
今回は前回と違い、たこやき、里芋、がね、炊き込みご飯、唐揚げ、豚汁、塩茹で落花生、自分で好きなものを好きな分だけとることが出来るスタイルでした。何を食べようかなぁと皆さん真剣に悩んでいる様子。
時にはたこ焼きの鰹節は枕崎のものですか?と店員さんに質問する方も♪
テーブルにはに豚肉のすきやきとサラダも用意してあります。
今回は前回の反省を生かし(前回、日本語だけのメニューでは、どんな飲み物か(特にカクテル系)などの質問があったので…)、飲み放題のメニューをちるちるさんが作成してくれました。
芸能人は誰が好き?ドラマみた?かっこいいよね〜!なんて話題で盛り上がった席も♪
日本語だけでなく韓国語も勉強している中国人の方と韓国人の方がお話をされるなど、それぞれいろいろな話題で盛り上がった後はみんなで写真撮影。
その後は2次会のお店に行く方、ホテルに帰る方とそれぞれ別れて今日の所は解散です。
荒平天神 |
岸良海岸 |
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虹の笑 |
虹の笑 |
Written by Aco
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