4つの宗旨

最近は無宗教の葬儀も増えてきましたが、主に4つの宗旨スタイルがあります。

仏式

8割以上が仏式によるご葬儀といわれています。

宗派によって、作法やしきたりに多少違いがありす。

仏教では亡くなった人は仏や仏の弟子になるといわれます。

神式(神葬祭)

神道では故人は家の守り神になるといわれます。

焼香の代わりに玉串奉奠(たまぐしほうてん)を行い、米・酒・魚・野菜・果物・菓子・塩・水などの神饌物(しんせんもの)を備えます。

キリスト教

キリスト教での死は、永遠の命が始まるといわれています。

キリスト教の葬儀は、日本の文化に合わせて行われていて、式の進行は、カトリック、プロテスタントなどの宗派によって異なりますが、聖書朗読、賛美歌、献花などで構成されています。

弔辞、弔電、お別れの儀、遺族挨拶なども一般的な仏式の進行に準じて行われていますが、異なる点も多くあり、弔辞は、故人に向かってではなく、遺族への慰めと励ましに重点を置き、遺族や参列者に語りかけるように行います。

無宗教葬(自由葬)

無宗教葬(自由葬)とは、宗教や慣習に捉われない葬儀で、僧侶や神主、牧師などの宗教者をを招かずに自由な形で行われます。

近年は無宗教の方が多く増えてきています。決まった形があるわけではないので、自由に形を決めて葬儀を進行していくことができます。