鹿児島県の人気食材「豚肉」について語るシリーズ。第4弾は「豚肉の栄養」についてです。

 

お買得商品

人気食品 趣味・生活 美容・健康 ファッション・ブランド キッズ・マタニティ

(4)豚肉の栄養

豚肉の栄養素は、良質なタンパク質と豊富な微量栄養素(ビタミンやミネラル)が特徴ですから、長寿に貢献する食材と言えます。

なお、豚の部位によって含まれる栄養素の数値にはバラツキがありますが、赤肉に含まれる主な栄養素としては以下のようなものがあります。

1)タンパク質

タンパク質

タンパク質は、人の筋肉、皮膚、血液、骨等の材料になるのをはじめ、ホルモン、酵素、免疫物質等を作る原料にもなります。

豚肉のタンパク質は、アミノ酸のバランスが良く、良質のタンパク質は血管を丈夫にして梗塞や出血を防ぐと言われています。

2)脂質

脂質

脂質は、主として活動のエネルギー源として使用され、ホルモンの原料、細胞膜の成分として使われます。

また、脂溶性(水には溶けずに、脂肪に解けるもの)ビタミンの吸収を促進する働きもあります。脂溶性ビタミンは、摂取しすぎると過剰症を起こす事があるので注意しましょう。

3)カルシウム

カルシウム

骨や歯を作るほか、神経、筋肉、心筋に影響します。

カルシウムが不足すると、骨軟化、骨粗しょう症、虫歯、神経過敏、不眠等の症状がで、血液凝固がしにくくなると言われています。

4)リン

リン

骨や歯を作る成分となるほか、血液中の酸とアルカリのバランスを取ったり、ブドウ糖の消化・吸収を促したりします。

リンが不足すると、発育不良、骨粗しょう症、神経や脳の機能低下をもたらします。

5)鉄分

鉄分

鉄分は、赤血球のヘモグロビンや筋肉のミオグロビンの構成成分です。ヘモグロビンは酸素を運び、ミオグロビンは血液中の酸素を細胞に取り込む働きをします。

鉄分は、細胞の呼吸作用に関係すると共に、白血球の機能を促す作用もあります。鉄分が不足すると、貧血になりやすく、疲れやすく、細菌やガンに対する抵抗力が低下します。

6)ナトリウム

ナトリウム

一酸化炭素を肺から体外へ排泄するのに不可欠な成分です。

また、水分の代謝を保って細胞の機能を維持し、神経の興奮伝達にも重要な働きがあります。

ナトリウムが不足すると、気管支や肺の病気、食欲不振、頭痛、疲労感を招いたりします。

7)カリウム

カリウム

酸・アルカリのバランスを保ち、心臓や筋肉の機能を調整します。細胞内の糖の代謝に必要であり、神経の興奮性を正常化する機能があります。

カリウムが不足すると、むくみ、便秘、高血圧等の症状が出て筋力が低下し、知覚が鈍くなって反射が低下してきます。

8)ビタミンA

ビタミンA

皮膚及び粘膜を形作る細胞のタンパク質と結合し、これらの働きを促進します。また、細胞性免疫に関与しています。

酸化、乾燥、高熱で壊れやすく、水に溶けない脂溶性のビタミンです。

ビタミンAが不足すると、皮膚や粘膜の荒れ、夜盲症、感染に対する抵抗力の低下等から、風邪、肺炎、癌等の病を引き起こしやすくなります。

9)ビタミンB1

ビタミンB1

消化液の分泌を促し、食欲を増進させると共に、炭水化物が分解・燃焼されてエネルギーを出す過程に必要な酵素を補足する働きがあります。

ビタミンB1が不足すると、便秘、脚気、むくみ、消化不良、多発性神経炎、心肥大等の障害が起ってきます。

10)ビタミンB2

ビタミンB2

糖質の体内燃焼、肝臓内の解毒酵素の補足、活性酸素を抑える働きがあります。

ビタミンB2が不足すると、肝臓の解毒能力の低下、細胞の成長力の低下、口内炎、唇の荒れ、湿疹、胃潰瘍、眼のかゆみ等の現象が起こります。

「鹿児島の人気食材・豚肉を語る」のトップへ戻る▲

6つの視点


安全な豚肉作りへの取組み
豚の品種
豚肉の部位
豚肉の栄養
豚肉の料理
大隅鹿屋の豚肉
 

企画運営:株式会社エーアイエー(会計法人) 〒893-0005 鹿児島県鹿屋市共栄町8-6
電話番号0994-43-3737 メールでのお問合せはこちらから!

Copyright (C) 2001-2009 b-post.com. All Rights Reserved.

お買得商品人気食品趣味・生活美容・健康ファッション・ブランド キッズ・マタニティ